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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 前園真聖(サッカー元日本代表)
前園 日比野社長が保険業界に入ろうと思われたのは、どんなきっかけからだったんですか?
 
日比野 最初は東日本大震災でした。それまで別の商材で営業職をしていた私は、テレビやネットで被災地を訪れて支援活動をしている方々の様子を見て、「自分も社会の役に立って日本を元気にしたい」と感じたのです。ちょうどその頃、ある生命保険会社の方とお会いし、生命保険の仕組みを使えば、多くの方々を経済的に支えられると思うようになったのがきっかけですね。
 
前園 同じ営業でも、生命保険の営業は他と違うやりがいがあると感じたんですね。
 
日比野 はい。ただ、実際に始めてみると、保険営業が世間からどう見られているのかを痛感しました。保険の良さを知って始めたからこそ身近な人から声をかけていくのですが、「保険」という単語を発した途端、詳しい話もしないうちに電話を切られたり、二度と電話に出てもらえなかったり。頭から拒否されてしまうんです。最初の1年半くらいは落ち込みの連続でした。
 
前園 そんなものなんですね。僕なんか、保険に対して拒否的なイメージは全然ないんだけどなあ。
 
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日比野 それは前園さんを担当された営業マンが素晴らしかったんですよ。私に業界に入るきっかけをくださったその先輩も素晴らしい営業マンでした。その方の言葉で忘れられない一言があります。落ち込んでいた時に相談したら、それは保険のイメージが悪いからで、私のせいではないとしたうえで、「ただ、お知り合いの方の反応は普段のあなたの人との付き合い方の通信簿でもあるので、そこは考え直したほうがいい」と言われたんです。
 
前園 厳しい忠告だなあ。言われていかがでした?
 
日比野 思い当たるところがあったんですよね・・・。そもそも、保険商品は誰から買っても基本的には同じです。つまり、自分を買ってもらうことが重要で、私自身がお客様にとって有益な人間でなければいけない。なのに私は、商品を売ることばかり考えていた。そのことに気付かされました。以来、お客様に初めてお会いする時は、商品に関する資料は一切持たないことに決めたのです。