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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

相互尊敬で個の成長促し
一枚岩で公共放送を支援

 

マニュアルが可能性を奪うことも

 
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 先程のマニュアルの話にも通じますが、日本人はルールを頑なに守りたがる傾向がある。だから、その枠からちょっとはみ出しただけで、異端児扱いされることもあります。僕はある監督に「フォワードは点を入れることだけ考えろ。守備に下がってくるな」と言われたことがあるんです。でも、「誰が得点しても1点なんだから、必ずしもフォワードが取る必要はない」って食ってかかったことがありました(笑)。
 
藁谷 状況によっては、シュートよりもパスを選択することだってありますよね。
 
 そうそう。藁谷社長の言葉を借りれば、規格外のプレイで確かな実績を残したら「フォワードは点を取らなくてはならない」という固定観念がなくなるんです。僕自身、規格内でプレイしていたら、その中でしか成果を出すことができなかったでしょう。あえてマニュアルから外れてチャレンジすることで、いい意味での違いを生み出せることもあるわけです。
 
藁谷 よくわかります。マニュアルに従わせるのは、それをつくった人の価値観を押し付けるということですよね。それは、個々人の可能性を奪ってしまうことにもつながると思うんです。ですから当社ではマニュアルで業務方法を固めることはしません。その分、社員一人ひとりが工夫をして自分で必要なことに気付けるようなバックアップはしますし、それぞれの判断で行った業務に何か支障があった時は、会社が責任を持ちます。つまり、やる気のある社員に対してはどんなことがあっても最後まで応援するんです。
 
 なるほど、すごくいいと思います。それが御社流の育成方法であり、組織のあり方にもつながるんでしょうね。サッカーでも個性を奪ってまで統率を図ろうとするチームは勝てません。それと似た印象を受けました。
 
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藁谷 当社では「相互尊敬」をポリシーにしています。これは、会社から一歩出れば社長も平社員も関係なく、みんな同じ人だという考えに基づいています。もちろん、全員がフォワードやゴールキーパーになるわけにはいきませんから役割は必要。私は代表の役割を務めているわけですが、現場で頑張ってくれている社員のほうが偉いといつも思っています。
 
 現場が偉いというのは、自分が現場を経験した藁谷社長だからこそ言えることですよね。優良企業は現場のことを最優先に考えてリスペクトするし、だからこそ社員は頑張れるものです。サッカーのクラブ経営でもそれは同じですよ。
 
藁谷 お互いに尊敬しあって相互の意見を取り入れながら、オンオフを切り替えて楽しむことが大事ですよね。会社が潤えば私だけでなく社員みんなが潤う。そうやって一枚岩になって事業を進め、業界ナンバーワンになるつもりです。
 
 藁谷社長のそうした考えは社員にきっと伝わっていると思いますよ。
 
藁谷 ありがとうございます。自分の目標を実現するための「自己実現の場」として会社を捉えられる人には、ぜひ当社で働いていただきたいですね。 
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
本気で取り組めば、仕事は楽しめるものだと思います。仮にそれが仕事じゃなくて、遊びや旅行だったとしても、本気でないと本当の意味で楽しめないと私は思います。
(藁谷光伸)
 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 株式会社グラス
 ■ 本社 〒194-0013 東京都町田市原町田3-8-12 網倉ビル5F
 ■ 事業内容 NHK放送受信料契約・収納業務
 ■ 設立 平成26年8月
 ■ 主な取引先 日本放送協会(NHK)
 ■ ホームページ http://g-lass.co.jp
 
 
 
 

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