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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール (わらがい みつのぶ) 神奈川県出身。幼い頃の夢は教師か探偵だった。高校中退後、飲食店で仕事を始め、仕事を通じてオーナーから様々な人生訓を授かる。またその頃、「自由人」として知られる実業家、高橋歩氏の書籍と出合う。目標から逃げていたことに気付き起業を決意。NHK放送受信料契約業務などを実施する企業に転職し、ノウハウを積む。恩義のある会社を裏切れないとの思いから、独立許可を得るため、数年かけて役員を説得。2014年8月に満を持して(株)グラスを興した。【ホームページ
 
 
 
公共放送であるNHKの受信料を支払うのは日本国民の義務だ。しかしながら支払いを拒否する人も少なからずいる。最近ではNHKの委託を受け、受信料契約や収納業務を手がけている会社がある。そのうちの1社が株式会社グラスだ。ニーズを受けて商品を売る仕事ではないため、業務は一筋縄ではいかない。だが、藁谷光伸代表取締役は「顧客との会話を楽しんでいる」というポジティブな考えの持ち主。社員を型にはめず自らチャレンジし、仕事を工夫する社風を大事にすることで成長を続けている。
 
 
 

見返そうとする気持ちがいつしか恩返しに 

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
 藁谷社長は2014年、30歳でグラスさんを起業したそうですね。早くから独立願望をお持ちだったのですか。
 
藁谷 明確に意識したのは社会人になってからですが、高校時代・・・と言いますか、高校を中退する直前に教師に言われた言葉が記憶に残っていましてね。教師の立場で考えれば、私を学校に留めるために言ってくれたのだと思いますが、私は違った捉え方をしてしまったのです。
 
 差し支えなければ、どのような言葉だったのか教えてほしいです。
 
藁谷 「早く社会に出て働くことも1つの生き方だが、学校で勉強を続けていたらもっと立派な大人になれる」と言われました。でも、「学歴がなければ立派な大人になれないのか?」という疑念が生じ、そういう考え方を持つ人たちを「いつか見返してやろう」と決意したんです。もっとも、今では見返そうという考えはありませんけどね。
 
 経験を積まれて、心境に変化があったんですね。
 
藁谷 家族をはじめ、たくさんの人に迷惑をかけてきましたからね。そうした人々を安心させたいし、「恩返しをするために成功しよう」という気持ちのほうが強くなったんです。 
 
 
 
 

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