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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人事・人材育成の専門家が
「関係性」改善で企業支援 

 

真に創造的な対話に向け「自分の殻を破る」

 
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三浦 なるほど。僕はサッカースクールの運営に関わっているんですが、多様で変わりやすいという部分では、生徒である子どもたちと我々コーチの関係性がまさにそうです。いろんな性格の子がいる中で、どんな指導をすれば各選手を上達させられるのかについて、コーチ陣と一緒に練習が終わるたびに反省会を繰り返しています。しかも、親御さんにコーチの評価をお願いしているので、本当に気が抜けません。その分、組織として活発な動きができているとは思いますが。
 
福島 とてもいいと思います。スタッフが繰り返し話し合うこと、そして他者からの評価がフィードバックされることで、それぞれが気付かなかった課題を意識するようになり、指導のあり方をさらに改善することができますね。スクールであれ企業であれ、そうした良好な関係性があれば人は成長できるし、新しいアイデアが生まれやすくなり、組織も活性化します。当社がやろうとしていることもまさにそれです。
 
三浦 それでは、先程事業の柱となるサービスを挙げてくださいましたが、個々の狙いや方法について、もう少し詳しく教えていただけますか?
 
福島 例えば社員の意識調査を行うのは、低コストで大きな成果を期待できる方法だからです。中小企業では経営者と社員の距離が近いので、そのような調査の必要性を感じない経営者の方もいるでしょうが、社員が実際にどんな心理状態で働いているのかは意外に把握できていません。まずはそこに探りを入れることで、それまで気付かなかった改善策が見つかることも多いですよ。
 
三浦 会社それぞれの状況を正しく掴むことが、組織のまとまりを高める第一歩なんですね。
 
福島 はい。私は人事評価制度の設計や人材開発のための研修企画も数多く経験してきました。その経験と、調査という手順を踏むことで、どんなご要望にもお応えし、各社に合わせた提案ができると思います。
 
三浦 「オープンワークショップ」は具体的にどういうものですか? 働く仲間同士の関係性から人材育成や組織開発を考えるという福島代表独自の着眼点は、このワークショップに最も反映されるのだろうと思いますが。
 
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福島 例えば会議の場を想定して、「関係性がよくない会議」のシナリオを使い、その関係性の質感を体験したり、一つの議題に対して他の人の意見を尊重したりしながら、考えを重ねていく。体感を重視して各自がより良い関係性に必要なことを掴んでもらう、そんな場になります。
 
三浦 客観的な視点を取り入れながら、改善を進めていくわけだ。他人の意見を聞かない人ってけっこういますよね。聞いたとしても、それを尊重せずに自分の意見ばかりに固執すると、どうしても水掛け論や揚げ足取りになりがちです。
 
福島 おっしゃる通りです。ですから、会議は関係性の縮図なんですよ。