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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人事・人材育成の専門家が
「関係性」改善で企業支援 

 

「人間の成長」がキャリアの一貫したテーマ

 
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三浦 福島代表のお話しぶりから、ご専門についての並々ならぬ経験の蓄積があると感じます。これまでどんな経歴を歩んでこられたのか、俄然興味が湧いてきました。
 
福島 私は学生の頃から、「人間の成長」というテーマに関心があったんです。大学で教育学を専攻していた時にも、学校教育という狭い枠組みの中だけではなく、職業への取り組みを中心として、生涯にわたって成長していく人間のあり方を考えていました。
 
三浦 なるほど、そのテーマが今のお仕事にもつながってくるんですね。
 
福島 はい。企業に就職した最初の頃は営業をしていましたが、それから人事の仕事に移って5年、さらに大手の外資系企業に転職してからも人事を10年、その後人材開発と組織開発を約10年担当しました。つまり、ほぼ一貫して人に関する業務を専門にしてきました。
 
三浦 人に関して充実したキャリアを持つ福島代表が、どんなきっかけで独立を決意なさったのか、そして、あえて組織を離れたことで、何を実現したいとお考えなのかを知りたいです。
 
福島 組織の中で自分が経験してきたことを何らかの形で、「もっと広く社会に役立てたい」という思いが押さえられなくなり、「よし、やろう」と決めました。それも、今までと同じ方法をなぞるのではなく、以前から頭の隅に引っかかっていたことに、自分なりの答えを見つけてサービスを提供していこうと。
 
三浦 その、「引っかかっていたこと」とは?
 
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福島 それまでに関わった人事に関する評価や報酬の仕組み、あるいは研修やコミュニケーションの活性化といった人材開発の方法には、どこか腑に落ちないものがあったんです。それは、働く現場でその都度生じる「人と人との関係性」の大切さを軽んじている面があるのではないか、という疑問でした。人との関係性って様々ですよね。そして、その関係性は、業務のプロセスを支え、企業の業績に大きな影響を与えます。そこに焦点を当てたサービスをするべく、独立を決意しました。
 
三浦 その、関係性ということについてもう少し教えていただけますか。
 
福島 例えば会議や共同作業の場面では、参加する人たちがそれぞれに何を考えていて、その考えていることを共有できているかがとても大事なんです。各人の考え方の多様性を踏まえて、それを紡ぎ、より良いものをつくる。そういうコミュニケーションが、より価値を生む人と人との関係性なのだと、私は考えています。