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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

アスリートの夢と感動を
強く支える環境を築く

 

トレーナーがチームの戦績を左右する

 
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城 アメリカでどのようなシーンに出会われたのですか。
 
荒井 アメリカはご存じの通り、様々な競技の選手を輩出するスポーツ大国です。そこには自分の想像をはるかに超えるスポーツ環境があり、裏方であるトレーナーの方も活き活きと仕事をしていました。その時に、この環境をぜひ日本で実現したいと考えたんです。
 
 確かに、欧米ではプロ選手並みの年俸を稼ぐトレーナーもいるのに対し、日本では職業としてトレーナーの仕事に就いている人はわずか。それもサッカーや野球のようなメジャースポーツのみで、他の競技ではボランティアでトレーナーを務めている人も少なくありません。
 
荒井 おっしゃる通りです。でも、良い成績を残すチームには、必ず優秀なトレーナーがついています。逆にトレーナー自体がいなかったり、経験の浅いトレーナーが役割を担ったりしているチームは、選手個々のスキルは高くても、戦績が上がらないこともあり得ます。実際、アメリカのNFLでは、怪我人が多く出るということもあって、トレーナーをチームの貴重な一戦力として雇用していますよね。
 
 確かに選手の力だけでパフォーマンスは上がりません。そこで、足りない部分を向上させてくれるのがトレーナーです。どの部分の筋力が足りないとか、今の疲労度がどれくらいなのかを判断したうえで、どうトレーニングしていくかをアドバイスしてくれる。監督は選手一人ひとりのことをそこまで把握できないですから、フィジカルコンディションのチェックも含め、そこはトレーナーの腕の見せ所です。
 
荒井 ええ、選手が監督に「疲れているから休ませてほしい」と直接申し出るのは難しいですが、選手をよく知るトレーナーが監督に助言をすれば、選手を休ませて故障を未然に防ぐことができます。
 
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 わかります。プロ選手って自分の肉体の限界を意外に知らないものなんですよ。だから、100%を目指すがゆえに、オーバーワークになってしまうこともある。そこに歯止めをかけ、自分の限界を教えてくれる重要な存在がトレーナーなんです。
 
荒井 城さんのような方からそうした言葉を聞くと、とても嬉しいです。トレーナーは選手と共に戦う存在。選手からそう認められるような言葉をもらえた時が、とてもやりがいを感じる瞬間なんです。 
 
 
 
 

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