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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

前向きな経営者に
個別に最適な税理士を紹介

 
 
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知野社長が日ごろ参考にしている書籍
名高 私の父も工場の経営者でしたが、父が出かけていなくなると、決まって仕事をサボる人たちがいるんです。子どもの頃にそんな様子を見て、父に注意しなくていいのかと聞いたら、「いいんだ。俺がいる間はみんな緊張しっぱなしだから、ちょうどいい息抜きになる」と言っていました。自分がいないと雰囲気が変わることをわかっていたんですね。つくづく経営って大変だなと思いました。
 
知野 組織をつくるのは全て人で、経営者もいれば社員もいます。どちらも一つの役割であり、経営者だけが偉いわけじゃない、平等なんだというのが私の考えです。名高さんのお父さんも、きっとそういうことがわかっていたから、社員に細かい気配りができたのではないでしょうか。
 
 

猛勉強の蓄積をバネに100歳まで継続誓う

 
名高 定年後に起業されて、現在の調子はいかがですか? お顔を拝見していると、いかにも楽しそうです。
 
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知野 わかりますか(笑)。36年勤めた会社を定年退職して以来、この会社の仕事と並行して、ひたすら勉強、勉強の日々なんです。1年のうち100日は東京などで研修に参加しましたし、本やDVDなどを大量に買い込んで学び直しに没頭しました。2014年春からは法政大学大学院で、『日本でいちばん大切にしたい会社』の著者で知られる坂本光司研究室でも勉強を始めて、目まぐるしく時間が過ぎていきます。でも、それが楽しくてしかたないんですね。
 
名高 大変なバイタリティーですね! 今後については、どのようなヴィジョンをお持ちですか。
 
知野 この仕事への大きな使命感に燃えていて、100歳になるまで続けたいと思っています。私と同じ志を持つ方をパートナーにし、目指すは全国展開。子育てをしながら在宅で対応してくれる秘書と、ホームページのメンテナンスにはパソコンが得意な障がい者の方をパートナーに予定しています。在宅秘書と障がい者のパートナーたちが、お客様から感謝されることで幸せを実感している笑顔を見たい・・・それが今の夢ですね。また、価値観の合う会計事務所様と共に、夢のある障がい者や子育てママの就職支援を、会計事務所のお客様企業にまで広げていければと思います。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
ワクワクしながら仕事を自分の使命・天命として行い、お客様に喜んでいただくこと。そして、何が起こっても前向きにとらえることですね。周りの方が幸せを実感している笑顔を見ることが何よりの喜びです。
(知野進一郎)
 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 経営者の親身の相談相手株式会社
 ■ サテライトオフィス 〒480-1142 愛知県長久手市蟹原2302 サンハウス長久手1F
 ■ 事業内容 会計事務所活用アドバイザー
 ■ 設立 平成25年6月
 ■ 主な取引先 会計事務所(税理士)各所
 ■ ホームページ http://shinmi-c.jp