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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

農業の6次産業化と
世界への飛躍を後押し

 

大事なのはプロモーションとマッチング

 
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JAあおぞら(鹿児島)の茶栽培。茶商が現地で糖度を測る
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こちらがJAあおぞらの緑茶。一番摘み茶葉十割使用のおいしさ*
三浦  そのチャンスとは、たとえばどういうシチュエーションですか?
 
秋竹  生産地に出向いて私が「これだ!」と思ったものを、著名なシェフやパティシエの方に紹介して、お店で使っていただいたり、イベントを開催していただいたりしています。そうやって生産者と消費者の出会いの機会を多く設けることがコツですね。
 ご存じのように、農産物は同じ品目で味や品質に差がなくても、生産地によって売れ行きが全然違ってきます。最近になってよく売れ出したものは、生産から末端流通まで含んだ供給側の仕掛けや仕組みによって消費者のニーズを新たに掘り起こしているんですよ。だから「絶対にあれを食べたい!」というファンが付けば、どんな作物だって、もっとちゃんと売れるようになる。そのことを伝えたいんですよね。
 
三浦  農業もプロモーション次第という時代なんだな。御社のようなプロモーションの専門家がますます求められますね。
 
秋竹  実は今、農業と関係のないところで「農業分野に進出したい」という希望が増えていまして。でも、皆さん、「どの生産者と組めばいいかわからない」とおっしゃいます。前職の時にファンド出資を検討してくださった企業さんもそうでした。ニーズやチャンスは意外なところに眠っています。
 
三浦  お互い求めあっているんだから、出会いをセットしてあげたいなあ。
 
秋竹  上手にマッチングすれば、きっと新しい農業ビジネスが生まれますよ。いまは海外からもマッチングの要望があります。「日本の優れた農業技術を生かし、自国でおいしい農産物をつくりたい」とかですね。私が現在お付き合いさせていただいている生産者さんは、おそらく皆さん、海外進出に積極的です。海外でも通用するものをつくっている自信がおありですから。
 
三浦  日本の農産物は見た目やおいしさだけでなく、安全・安心という部分まで気を配ってますよね。そういった点は国内より海外のほうが評価されるでしょう。
 
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秋竹  おっしゃる通りです。種を蒔いて水をかけて終わりではなく、土にこだわり、水にこだわり、人の手間と愛情を注いで作物を育てるのが日本の農業です。その美点に海外が注目してくれている今は、日本の農業にとって大きなチャンスです。当社の事業を通じて若い人にどんどん農業に入ってきてもらって、「農業はカッコいい!」と自然に思える社会になると嬉しいですね。
 
三浦  日本の農業の発展のため、ぜひ頑張ってください。ぼくも応援します!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
私たちの直接のお客様は生産農家です。農家さんは良い作物をつくることができた満足感が喜びであり、良い作物が市場に出て消費者を笑顔にできれば、それがまた更なる喜びとなります。私たちの働きで、農家さんと消費者が共に喜べる環境をつくることが、仕事の楽しみです。
(秋竹慎一)
 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 株式会社アグリ・エナジャイズ
 ■ 本社 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-27-1 三協ビル3F
 ■ 事業内容 農業関連ビジネス/農商工連携及び6次産業化のコンサルティング
 ■ 設立 平成25年12月
 ■ 従業員数 3名
 ■ ホームページ http://www.agri-energize.co.jp
 
 
 
 

 


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