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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

農業の6次産業化と
世界への飛躍を後押し

 

精魂込めた農産物をきちんと売ってあげたい

 
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三浦  前職の時代も含めて、農業の現場からどのようなことを感じましたか。
 
秋竹  農家の皆さんは「チャレンジをしたい」とおっしゃっています。具体的には、シェアを広げたいとか、より品質の高いものをつくりたいと。その背景には、せっかく生産した作物でも、わずかな傷があったり形や色が変わっていたりすれば、おいしさや栄養に遜色がなくても流通経路に乗せられないという現状があります。
 
三浦  中身やかけた手間は一緒なのに売れないというのでは、悔しいでしょうね。
 
秋竹  そうなんですよね。そこで当社は、そうした農家さんに、昨今提唱されている6次産業化をおすすめしているんです。これは、収穫物の加工から流通・販売まで農家が一貫して関わることで付加価値をつけ、生産者に利益が還元されるようにする仕組みです。ただ、多くの農家さんは未だに6次産業化のチャンスに出会えていません。
 
三浦  きっと、「どうすればいいのかわからない」ということなんだろうな。動きがあることは知っていても、具体的な流れや、そこに入り込む方法を知らない。
 
秋竹  そうなんですよ。ですから、ご自身だけではなかなか解決が難しい部分で当社が代わりに役割を果たすことで、農家さんや農業法人さんにそうしたビジネスの機会を提供していきたいのです。とかく農業は手のかかる仕事で、農家さんは商品の市場を開拓する余裕などありません。その部分を支援できればと。
 
三浦  なるほど、よくわかります。サッカーの選手も、とにかくレギュラーになろうと練習に打ち込む毎日だから、サッカー以外のことは目が行かないし、エネルギーを割く余裕もないんですよね。
 
秋竹  農家さんもそうなんです。基本的に農作物の収穫は年一回。他のことに手間を割かれて生産に失敗すると、一年をまるまる棒に振るようなことも起こり得る。ですから皆さん、本当に真剣にやっていらっしゃいます。だからこそ、収穫物が売れるチャンスをもっと広げてあげたいんです。
 
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注力作物の一つ、熊本県阿蘇郡西原村の黒にんにくの畑
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収穫された黒にんにく。生産者の手に喜びの重みがズッシリと
 
 
 
 

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