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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 広島県出身。少年時代より模型づくりをはじめとした「ものづくり」に興味を持ち、学校卒業後はガラスビンの製造会社に就職。その後、現夫人と知り合い、夫人の実家が営む組紐の製造工場を見学して感銘を受ける。義父は自代での廃業を予定していたが、説得して跡継ぎを宣言した。持ち前の器用さもあり、すぐに仕事を習得する。49歳で大病を患うも無事復帰。また、2011年には火災の憂き目に遭うが再建を果たした。
 
 
 
組紐の町として栄える神奈川県相模原市津久井地区。安価な海外製品に押され、事業者は年々減りつつあるが、高品質の組紐をつくることで歴史を紡いでいる企業もある。株式会社なかやまもその1社だ。伝統の技術を応用してヘアゴムの生産を始め、その品質の高さから多くのシェアを占めるようになった。途中、工場焼失という災難に見舞われるも、多くの人の助力によって再建。若き後継者も加わり、さらなる発展を遂げようとしている。
 
 
 

伝統の組紐業からヘアゴム製造にシフト

 
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インタビュアー 吉井怜(女優)
吉井 私は工場見学が好きで、今日はヘアゴムの製造現場を見せていただけるとのことで楽しみに来ました。
 
中山 そうでしたか。元々、津久井地区は組紐業の盛んな地でしてね。大正時代にこの地区の佐藤時太郎という人が東京に出て組紐工場を興し、そちらで技術を学んだ人々が地元に帰って製紐業を次々興したのが始まりなのです。組紐には衣料用、産業用、包装用など様々なものがあり、当社ではかつて人形の装飾用の紐や電線などを手がけていました。
 
吉井 では、ヘアゴム製造は最近になって始められたのですか。
 
中山 はい、当時は音響関係の電線製造を主にしていましたが生産拠点が海外に移り、事業転換を迫られて新しく着手したのがヘアゴム。現在の品質に高めるまで3年ほどかかりましたね。
 
吉井 石の上にも3年と言いますが、よくあきらめずに研究を続けられましたね。
 
中山 ものづくりにかかる苦労は厭わない性格なんですよ。では工場をご案内しましょう。
 
 
 
 

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