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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

経営の悩みに柔軟対応
経験豊富な税理士事務所

 

相手や状況によって柔軟な対応をとる

 
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名刺にも「北風と太陽」を記載。顧客対応時のモットーにしている
駒田 若い方々にアドバイスをするのって、世代間の考えの違いもあると思いますから、なかなか難しいですよね。ぼく自身、現役を引退してコーチになった時、若い選手にアドバイスをしていましたが、言ったことを忠実に守らせるべきか、自分で考えさせて有効だと思う助言を取り入れるように働きかけるべきか、それぞれの性格もあるから、アプローチの仕方も異なるんですよね。そこの判断も含め、アドバイスをするのって難しいなぁと思うんです。
 
西守 それはよくわかるお話です。私の場合、なるべく押しつけにならないように気を付けています。大事なのは、接する経営者様ごとに抱えている課題や悩みに合った助言ができるかどうか。実は当社のロゴマークは、寓話の「北風と太陽」をモチーフにしているんです。一般的に知られている「北風と太陽」は太陽が勝ったことになっていますが、実はあの話に前段があることを駒田さんはご存じですか?
 
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駒田 いえ、それは初耳です。
 
西守 1回戦は旅人の帽子を脱がす勝負で、これは北風が勝っているんですよ。あの寓話が教える本当の教訓は、相手の状況を見極めて適切な対処をとりなさいということなんです。
 
駒田 びゅうびゅうと強く風を吹き付けるだけでは旅人はコートを脱がないし、かと言ってぽかぽか照らすだけでは帽子を脱がない・・・。なるほど、野球の指導者も状況によって育成法を変えるべきというわけか。
 
西守 野球の指導者だけではなく、税理士が顧客に接する時も同じだと思うんです。経営者の悩みはみんな同じだと決め付けて、通り一遍のアドバイスをしていたのでは信頼は得られません。
 
駒田 なるほどなぁ。現役時代、チームメートの投手が監督に、「もっと強気で行け!」とアドバイスされていたのですが、なかなか勝てませんでした。しかし別の監督が「君の慎重さは投手として武器になる」と助言した途端、20勝も勝てる主軸投手となったことがあります。西守代表のおっしゃる通り、人によってアドバイスすべき中身や言い方は異なりますよね。
 
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西守 税務調査の対応時も思うのですが、いろいろな考えの経営者がいるものです。たとえば、「調査で何か言われても、やましいことはないから徹底的に闘う!」と意気込む方もいれば、「時間の無駄だから、穏便に早く済ませたい」と考える方もいらっしゃって、あたりまえのことですが、十人十色なんですよね。
 
駒田 そうした個々のニーズに合わせて対応することが大事だと。
 
西守 はい。経営者様の不安を払拭できるようアドバイスするためには、個々に合った入念な情報収集とコンサルティングが必要なので、そこは徹底するように心がけています。たとえば税務調査の場合、経営者様は調査を不安に感じるものです。特に創業間もない方で、調査自体が初めて経験される方であればなおさらですので、その不安をやわらげて差し上げられるように、具体的にどのような予定で、どのような内容の調査が行われるかを想定し、対応するように心がけています。