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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。父は(有)酸京クラウド創始者、小峰邦男氏。東海大学理学部数学科卒業後、オムロンソフトウェア(株)に入社。3年間の勤務を経て、フリープログラマーとして独立する。28歳の時、父の仕事を手伝って得た感動が忘れられず、酸京クラウドに入社。2003年に代表取締役に就任した。現在は日本唯一の特殊効果コンシェルジュとして演出の提案や、新たな特殊効果商材の開発などを手がける。【ホームページ
 
 
 
アクションシーンや舞台演出に不可欠な特殊効果。有限会社酸京クラウドは、昭和45年創業の特殊効果業界の老舗だ。火薬や専用の機材を扱うなど、職人色の強そうな仕事だが、「実はサービス業」 と代表取締役・小峰聖氏は話す。業界を志すきっかけとなった舞台や、国籍を越えた仕事仲間との出逢い――。幾多の転機を迎え、特殊効果コンシェルジュとして新たな一歩を踏み出した現在も、「安全かつ、記憶に残る演出」 への想いは変わらない。
 
 
 

場にリアリティを吹き込む、特殊効果のプロ

 
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インタビュアー 長澤奈央(女優)
長澤 酸京クラウドさんは特殊効果演出を専門にされているのですね。『忍風戦隊ハリケンジャー』 で、私もよく爆破系の特殊効果を経験させてもらいました。
 
小峰 ハリケンジャーはリアルタイムで見て、爆破シーンが出ると 「あっ、あの場所だな」 と思っていましたよ(笑)。関東近郊で爆破などが実施できる場所は限られていますから。
 
長澤 大がかりな撮影になりますけど、映像に迫力が出ますよね。コンサートでのスモークやキャノン砲での紙吹雪など、特殊効果って観客を盛り上げる大切な演出です。
 
小峰 舞台に風や雨、雪を起こすだけでも芝居にリアリティが生まれます。舞台と観客を一体にするのが、特殊効果の役割でしょうね。火薬や高圧ガスを用いる演出で、安全を一番に考慮するのも、観客と演者の両方に安心して舞台の世界に入り込んでもらうためです。
 
長澤 そういえば、風が強い日の現場で、爆破シーンを希望する監督に 「この条件では危険なので無理です」 と特殊効果の方ははっきりと伝えていました。その頼もしい姿を見て、「プロの力を借りて、私たち演者もプロになれるんだな」 と実感したんですよ。
 
 
 
 

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