
インタビュアー 川上麻衣子(女優)
川上 不動産会社 「イエモア」 を経営されている野田社長は、目黒区ご出身だとうかがいました。
野田 そうなんです。生まれも育ちも東京の目黒区で、この界隈の移り変わりはずっと肌で感じてきました。特に中目黒辺りの発展はめざましく、今の賑やかさは昔とは比べものにならないほどです。そんな地元に精通した者として、地域に密着した不動産事業を展開しています。
川上 私も昔、学芸大学に8年ほど住んでいたことがあります。この辺りはとても住み心地がいいですよね。野田社長は、不動産業を行ううえで、どんなところにこだわっていらっしゃいますか?
野田 昔と違い、現在では不動産業者しか手に入れられない情報はほとんどなく、一般の方でも、条件に見合う物件についてネットから情報を取得できる時代になりました。それでは不動産業者は何をしなければいけないかというと、ネットでは手に入らないプロならではの情報をご提供差し上げることだと思うのです。たとえば、お客様が中古物件を検討されている場合、当社では不動産の価値をきちんと診断して差し上げます。さらには10年後、20年後の価値まで可能な限り予想して見積もることで、少しでも安心して家を買っていただけるようにしています。
川上 それはありがたいですね。ネットでは絶対手に入らない情報だと思いますよ。

野田 当社ではそうした建物調査などを、無償で行っています。今はいかに安心して家を買えるかが大切ですからね。また、お子さんは自分で家を選ぶことはできませんが、人格を形成するのに、家は大変重要な役割を果たします。たとえば、「リビングで勉強する子は学力が伸びる傾向にある」 という研究報告もあります。お客様の家族構成や将来設計に応じて、それぞれに合ったご提案をするようにもしていますね。
川上 なるほど。ただ家を紹介するだけではなく、ライフスタイルも含めて提案するコンサルタント的な役目を担っているんですね! 最後に、今後の目標についてお聞かせください。
野田 私は誰よりも地元のことをわかっているという自負があります。これからも、地元エリアにこだわって事業を展開していきたいですね。
「仕事を楽しむ」とは‥
お客様に喜んでいただくことはもちろん、移り住んだ家を大好きになってもらうことが喜びであり、楽しみでもあります。
(野田一)