B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子の自律心を養い
起業家の力を育む

 

未就園児だってベンチャーになれる

 
130417_k1074_ex004.jpg
表現力や発表力を養うプレベンチャー・キッズのクラス
綾森 今の親御さんも、情報に惑わされているところがあります。本当は育児に正解はなく、自分の子供に合わせた育て方をすればいいと思うんです。自分の子供と周りの子とのトラブルで悩むお母さんも多いですが、通り一遍に 「喧嘩はダメ!」 と叱るのではなく、ある程度のトラブルは当人どうしで解決させることが大切なんですよね。
 
石黒 うちの子たちは、2人が喧嘩を始めると別の1人が仲裁に入るので、喧嘩も勉強ですね。最近は一人っ子が多いから、そうした訓練ができないのかも。その点、スクールで共同生活を学ばせることには意義がありますね。
 
綾森 当スクールでも子供どうしのトラブルはある程度まで見守るんですよ。時には新しいおもちゃを人数ぶんより少なく与え、それを話し合いによって解決するよう促すんです。相手の意見を聞きながら自分の意見を主張する、大人の言葉にすれば 「ディベート」 ですね。
 
130417_k1074_g02.jpg
石黒 まるで大学や企業内での研修のようです。
 
綾森 当スクールが 「ベンチャースクール」 と謳っているのはそこなんですよ。起業家の多くは、リーダーシップやコミュニケーション能力、困難を解決する力に優れていますよね。起業家になる、ならないは別として、そうした力を養うことは重要です。
 
石黒 確かに。でも、そうなると先生方の指導が難しそうですね。
 
綾森 方向性さえ間違っていなければ、当校では先生に自由に指導をしてもらっています。指導法を考えることで先生も成長し、保護者の方にも育児や教育のヒントが与えられますから。言わば、ここはみんなにとっての学びの場なんです。
 
石黒 素晴らしいです。しかし、1歳児にもベンチャースクールの意図は伝わるのでしょうか。
 
130417_k1074_ex05.jpg
日々のお弁当の時間でも、子供たちは経験から成長している
綾森 それが、体験を通じて、幼いなりに様々なことを学んでいくんですよ。たとえば、お弁当の時間にお茶の入ったコップを手のぶつかるところに置いてしまうと、コップは落ちてお茶がこぼれてしまいますよね? そんな状況で、気付いた大人が落ちない場所にそっと置いてあげるのも優しさですが、あえてそうせず、落としてしまって「あ~あ」という気持ちを経験させることで、1歳児でも次のお弁当の時には自分で考え、こぼさない場所に置くことができます。また、幼稚園生の場合は、近所のマクドナルドにご協力いただき、店内を見学することがあります。そこで子供たちが見るのは役割分担。接客する人、つくる人、そして店長さんのようなまとめる人がいて、1つの店が成り立つことを学びます。
 
石黒 なるほど、それが 「ごっこ遊び」 につながれば、一層理解が深まりますね!
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事