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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

伝説のTV番組に登場した
夢の車を作り出す整備場

 

転職を繰り返しながらスキルをアップ

 
「ナイト2000」の性能をファン感涙の「あの声」が紹介! 
今井 それはそうですよね(笑)。ぜひ、乗ってみてください。このボタンを押すと、喋るでしょ。TVのままです。お客様の中には、喜びすぎて、少しパニック状態になる方もいます。
 
矢部 ファンでなくても驚きました! これ、街中でも目立ちますね。高級車はたくさん走っていますけど、この車は絶対にないですから。車の整備をお仕事にしているから当然かもしれませんが、この再現度はすごいと思います!
 
今井 ありがとうございます。昔から車も機械いじりも大好きでしたから、工夫を凝らしたり、カスタム後をイメージして作業したりするのが苦にならないんですよ。高校は自動車科のあるところに通いましたし、その後も自動車の専門学校へ進んで、卒業後は大手のディーラーに整備士として入社しました。2年ほど勤めて辞めてしまいましたけどね。
 
矢部 車も機械いじりも好きなのに、合わないと感じる部分があったんですか?
 
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矢部さんも興味津々で計器を触る
今井 ディーラーだと、そのメーカーの車しかいじれないんですよ。だから今度は、カー用品の量販店に転職したんです。国産だけでなく外車も持ち込まれるので、いろいろと勉強できて非常におもしろかったです、最初は。
 
矢部 最初は・・・ですか(笑)。
 
今井 ええ。半年もいたら、単純作業の繰り返しに感じられてきて・・・。その頃から車のカスタムに興味を持つようになっていたし、より深い知識を得るため、カスタム専門店に転職しました。その店舗の従業員は社長と私だけだったので、経営の基本も学べて、会社経営にも興味を持つようになりましたね。そちらで2年半ほどお世話になって、「学んだことを活かして独立しよう」 と思い、退職して独立準備に入りました。
 
矢部 スキルアップを続けて、めでたく独立という運びになったんですね。
 
今井 でも、そう簡単にはいきませんでした。独立資金もなかったのでね。周囲にもずいぶん反対されましたよ。でも、「やるしかない!」 と急いで大型免許を取得して、トラックドライバーになって資金づくりをしました。それで、貯金と親からの援助を足して、独立したのが2005年、26歳の時でした。当時は 『ナイトライダー』 のことはさほど頭にはなくて、カーオーディオが好きだったので、カスタムとオーディオに特化した整備工場としてスタートしたんです。