B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

信頼の徹底調査で
優良物件を探し出す

 
 
121226_k0926_dn01.jpg
髙橋 そうですね。確かに前職の経験が土台になっています。ただ、扱う商品が違うので手法はだいぶ違います。同じ投資用不動産でも、当社では1棟物件が軸になりますので、異なるビジネスモデルが必要でした。つまり、商品先行の販売ではなく、よりお客様のニーズや理想に近い物件を販売するビジネスモデルです。その実現を目指してたどり着いたのが、まずはお客様の希望や資金計画を綿密にヒアリングすることから始める 「ニーズ型」 営業だったのです。
 
宮地 自分のニーズから探してもらえるのは嬉しいですね。ご自身でも不動産オーナーへの憧れをお持ちだった髙橋社長だからこその 「ニーズ型」 というわけですね。
 
髙橋 ええ、お客様に向けて、成約時の利益は勿論、その後の繋がりを考えるようになるうち、自然と自分の中でビジネスモデルが固まっていきました。
 
宮地 髙橋社長は、お客様やオーナー様を売買の相手として見ているだけでなくて、人と人との繋がりを大切に考えられているのですね。私たち役者も、監督や裏方さんなど多くの人と関わる中で繋がりや信頼を大切にするので、とても共感できます。
 
 

震災後「迷っている場合じゃない」と独立

 
宮地 お聞きするところでは、東日本大震災から間もない2011年の6月に独立をされたそうですが、よく決断されましたね。
 
髙橋 むしろ、震災が決め手になったんです。昨年の3月11日はちょうど、契約日でした。しかし、交通規制がかかって移動ができず、電話も不通でお客様と連絡も取れない状況でした。「これはキャンセルされても仕方ないな」 という思いもありましたが、留守番電話のやり取りでなんとか翌日お会いすることができまして、幸いにも物件の損傷もなかったということもあり、「信頼してます」 と予定どおり契約していただけたんです。
 
121226_k0926_g03.jpg
宮地 忘れられない体験ですね!
 
髙橋 そうですね。本当にありがたいことです。生涯忘れることのない体験だと思います。
 また、あの大震災は、独立を決断する大きなターニングポイントとなりました。当時私は営業部長という役職を拝命していて、職責を全うする中で独立するタイミングが難しかったのですが、死を身近に感じさせられて 「もう迷っている場合じゃない」 と決意を強くしたのです。