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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

楽しませてこそサービス
人が魅力の車販売

 

困った時にサービスを提供してこその商売

 
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お客様に 「買って満足 売って満足」 してもらうために起業した
内藤 そもそも、新人賞を獲るような社員が、どうして会社を辞めようと思ったんです?
 
小出 大手ならではの制約の多さに辟易したとでも言いましょうか。自分が窮屈なのは良いとして、お客様へのサービスに融通がきかなかった。たとえば、日頃からご贔屓にしてくださっているお客様が資金繰りに困っておられたとしたら、担当者としては融通をきかせてあげたいじゃないですか。
 
内藤 それが人情というものですよね。しかし、大手では難しかった、と。
 
小出 そう。組織として動く以上、仕方のないことではありますが、何かにつけ規則に縛られることに違和感があったんです。「お客様が困っている時にサービスを提供できなくて、何が商売だ!」 と考えると、いてもたってもいられなくて、周りの制止を聞かずに飛びだしてしまいました。
 
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内藤 それほどの思いがあったからこそ、苦しい創業期も乗り越えられたのでしょう。現在、起業してみていかがです?
 
小出 心から良かったと思いますよ。まだ不十分とはいえ、お客様へのサービスも自分なりに納得のいくものが提供できていますからね。もちろん、ビジネスですから何でもサービスとはいきませんが、実利につながらなくても、お客様のお役に立つことができ、笑顔を見られれば本望です。
 
内藤 素晴らしいですね。ぼくも現役時代、勝っても負けてもお客様を楽しませることに心を砕きました。周りの選手や監督に迷惑もかけたかもしれないけど、ファンを楽しませてこそ “プロ” ですからね。
 
小出 その通りだと思います。以前、あるお寺のご住職が 「苦しい時こそ笑いなさい。そうすれば、道はおのずと拓けていく」 と諭してくださったことがあるんです。それから、「笑っていれば、人を楽しくさせることができれば、認めてもらえる日が来るだろう」 と思って、毎日を過ごしています。正直、不安なこともあるけれど、私が情けない顔をしていたら、従業員やお客様も不安になってしまいますからね。
 
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ネイルの他マッサージ機まで揃い、来店するのが楽しみになる空間
内藤 不安は誰にだってありますよ。ぼくだって、連敗が続いて何度 「マウンドを降りたい」 と思ったことか! こう見えて、根は真面目なので(笑)。
 
小出 そんな時、どうやって不安を払拭されたのですか?
 
内藤 小出社長と同様、苦しくても笑っていましたね。「抑えよう」 と力んで投げるとかえって打たれるから 「何とかなるさ」 って気持ちで投げていたなぁ。
 
小出 その姿勢は、一般のビジネスにも共通するところがありますね。売ろう、売ろうと思うとお客様は離れてしまう。きっと、無駄な力が入ってしまうんでしょう。
 
 
 
 
 

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