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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

株式会社フォルテジャパン 代表取締役 実野博之  

 
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インタビュアー 川村ゆきえ(タレント)
川村 実野社長はいつ頃からアパレルに興味を持ったんですか?
 
実野 大学時代にイタリア語を専攻しまして、ちょうどその頃、「3G」 と呼ばれるジャンニ・ヴェルサーチ、ジャンフランコ・フェレ、ジョルジオ・アルマーニといったイタリアンファッションが注目されていたんですね。それで興味を持ったのがきっかけです。
 
川村 最初の就職先はスポーツウェアブランドのデサントだったそうで、そこではどんなお仕事をされたんでしょう。
 
実野 広報宣伝からスタートして、営業もやりました。その後はレディスゴルフウェア事業を立ち上げたり、アメカジ、イタカジがブームになった頃は関連の事業に携わったり、実際にヨーロッパでバイイングしたり、中国でライセンス生産して、日本で直営店を運営しました。セレクトショップの走りみたいなものです(笑)。
 
川村 経験豊富ですね~。
 
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実野 ありがとうございます。そのおかげで、こうしてアパレル関連の企業再生を仕事にできているんですよ。アクセサリーで有名な 「クレアーズ」、ジーンズで有名な 「ボブソン」 のショップ運営にも携わっています。
 
川村 企業再生と聞くと難しそうなんですが、具体的にどんなことをするのか教えていただけますか?
 
実野 ブランドの再生とショップの再生の2つが事業の大きな柱です。川村さん、 「COACH」 というブランドをご存知ですか?
 
川村 もちろん! コーチのバッグといえば、ブランド品の中ではお手頃ということもあって、私たちの世代なら一つは持っていますよ。
 
実野 そうでしょうね。でも20年ぐらい前は、コーチのバッグなんて若い子は見向きもしなかったんですよ。
 
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川村 えっ、知らなかった! どうしてなんですか?
 
実野 当時はおばさん用のブランドだったから。
 
川村 意外だな~。初めて知りました。
 
実野 信じられないでしょう(笑)。 それではブランドとして先行きが不安ということもあり、経営陣が徹底的にマーケティングしたうえで、若手デザイナーを起用したり、広告代理店を使ってブランドの若返りを図ったり、それが成功して今に至るわけです。
 このようにブランドのイメージを一新して再構築するのがブランドの再生です。そして、売上げが落ちたり、伸び悩んでいるショップの経営を立て直すのが、ショップの再生です