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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

木工房 廉 代表 吉井廉太郎  

 
プロフィール 神奈川県出身。職業技術専門校を卒業後、木工職人に弟子入りする。当時は強い動機や憧れがあったわけではなかったものの、修業を続けるうち家具作りへの強い探究心が芽生え、8年間の修業の後に独立を果たす。業界入りの後に、長年大工だと思っていた祖父や曾祖父も実は家具職人であったことを知り、家具職人の血が脈々と流れていることを実感しながら現在に至る。
 
 
 
近年、柔らかな芳香や手触りなどが見直され、木工品が人気だ。量販店や通信販売などでは多種の木製家具が販売されているが、使い勝手やクオリティの点でストレスを感じたことはないだろうか。その点、「木工房 廉」 で製作されるオーダーメイド家具は、全てが施主の要望にぴったりと当てはまる 「世界に一つだけの家具」。デザイン性よりも機能性を重視する吉井代表がこだわるのは、生活の一部に溶け込むストレスフリーの家具だ。
 
 
 

厳しい親方のもとで
職人としての技術を学ぶ

 
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インタビュアー 大路恵美(女優)
大路 まず吉井代表の修業時代のお話から聞かせてください。何年ほど修業され、独立なさったんですか。
 
吉井 約8年です。10年で一人前という業界の通説を考えると、ちょっとだけ早く卒業しました(笑)。
 
大路 一人の親方に師事されたんですよね。
 
吉井 ええ、いわゆる 「昭和の親方」 で、技術は 「見て盗め」 の世界でした。きちんと教わってないのに、叱られるのはしょっちゅう。時にはゲンノウが飛んで来ることもありました。
 
大路 それは恐い! 実は、私の父は電気職人、おじは大工だったので、意外にそのような光景は見慣れているんです(笑)。
 
吉井 それはご縁がありますね! 私たち家具職人は、器、つまり家がないと活躍する場がありませんし、電気工事の職人さんがいなければ、現場は真っ暗で作業ができませんから、大路さんのご家族には感謝しないと。
 
大路 感謝なんて大げさな(笑)。 家具職人さんこそ必要ですよ。先日、組立式の家具を買いましたが、手が痛くて大変でした。電動ドライバーを買おうかと思ったくらい。
 
吉井 あはは。女性でも組立をされるんですね。大路さんにも職人の血が流れているんだなあ(笑)。
 
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施主のための世界で一つの家具を手がける家具職人・矢澤慎吾さん
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家具職人・伊藤大志さんの細やかな仕事に、大路さんも興味津々