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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

健康で美しい歯を守るための
地域密着型の歯科医院

 
 

コミュニケーションを重視して
患者本位の治療を実践

 
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五十嵐 いわゆる 「インフォームドコンセント」 の考え方ですね。
 
田中 そうです。説明は大事です。私も子どもの時に 「歯医者さんは痛いところ」「あんなトコ行きたくない!」 と思ってましたけど、考えてみると、虫歯なのはわかっても詳しい説明もなしにただ 「削ります」では、「なんでだろう?」 と不安になって当然です。人間はわからないことに対して不安や恐怖を抱くものですから、当院では初診からじっくりコミュニケーションをとっています。
 
五十嵐 その際はどんなふうにお話をされますか?
 
田中 専門用語を使わず、誰もがわかりやすい言葉で説明します。昔の医療は医師本位で進められていましたが、現在は大学でも 「医療は患者本位で」 と習うくらいで、特に若い世代の医師は急速に意識改革が進んでいます。患者本位というのはすなわち、数ある中から治療法を患者さんご自身に選択していただくということです。今の歯科医療には本当にたくさんの治療法がありますからね。
 
五十嵐 そうすると、患者さん自身が歯科の知識をつけていくことも必要ですね。
 
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田中 そのために、親御さんにも子どもたちにも 「まずはお口のお掃除をしましょう」 と伝えています。日本の歯科教育を米国や欧州の水準まで上げるには、子どもの頃から歯に興味を持ってもらわないと。そのためにはわかりやすいアプローチでないといけません。
 それと五十嵐さん、子どもの頃歯医者に行くと、機械の音や匂いでも不安になりませんでしたか? 当院では匂いのない薬剤を使って、機械も衝撃の少ないものにしています。また、機械の先の歯を削るダイアモンドの部分を見せながら説明したり、実際に触らせてみたりして、時間をかけてでも不安を取るようにしています。子どもの患者さんだから感情の波があってなかなか難しいですが、何度でも説明しますよ。
 
五十嵐 先生の熱心さに脱帽です。お医者様との出会いって大切ですよね。私も体のことは神経を使うほうでしたが、口は軽く見ていたんですよ。最近、歯の調子を見てもらうために歯科に行ったら、若い頃に抜いた歯に対して 「どうして抜いちゃったんだろうね」 なんて言われて。早い時点で田中先生みたいにちゃんとアドバイスしてくださる方と出会えたら違っていたと思うんです。
 
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1番の部屋はカウンセリングに使う。清潔で落ち着いた雰囲気
田中 それは悔しかったでしょうね・・・。私は、歯科医にもそれぞれ専門があるとしても、医師に共通して求められる最も大切な力は診断力だと思うんです。歯を削ることは誰でもできますが、診断を誤るとその患者さんの後々の生活に大きな影響を与えてしまいます。私が総合病院への勤務を志願したのも、より的確な診断と治療ができる医師になるために、様々なケースを診て経験を積みたかったからなんですよ。
 
 
 
 

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