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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

直井建築設計室 代表 直井忍  

 
プロフィール 埼玉県出身。父親が建築事務所を営んでいたこともあり、早くから自分の将来像を意識し、横浜国立大学工学部建築学科へ入学。建築計画研究室にて学び、卒業後に野村不動産(株)に入社。分譲住宅の企画・設計業務、注文住宅の設計、商品開発などに従事する。2003年5月に同社を退職。同年7月に直井建築設計室を開設し、現在に至る。
 
 
 
最近の家造りといえば、様々なメーカーからセレクトしたユニットを組み上げる、簡易式のスタイルが主流となっている。しかしそれでは、施工期間は短縮できるものの、増改築のしやすさなどの面において不満が残るという声もある。そんな時代の中で、自らを “超アナログ人間” と称し、手描きの図面と、しっかり作りこまれた “木造の家” にこだわる建築士がいるという。「直井建築設計室」 代表の直井忍氏に、お話をうかがった。
 
 
 

手描きの図面ならではの味わいを
認めてくれる施主は多い

 
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インタビュアー 川上麻衣子 (女優)
川上 直井建築設計室の代表、直井忍さんにお話をうかがいます。実は私の父も建築設計の仕事をしていて、このような大きな机で図面を描いていたので、非常に懐かしい気持ちになります。直井さんも手描きで製図されるのですね。
 
直井 そうです。今や、化石と言われるくらいに珍しい存在となってしまいましたね(笑)。しかし、手描きだからこその味わいを認めて喜んでくださるお施主様が多いのも確かです。
 
川上 線に温かみがあり、それぞれの家の個性が伝わってくるようで、私は手描きの図面が好きですね。直井さんは子供の頃から絵がお好きだったのですか。
 
直井 絵も好きでしたが、いわゆる “モノづくり”、職人さんの世界に憧れていて、中学生の頃には寿司職人になりたいと思っていました。現在、大工さんたちと連携を取りながら、木造の家を建てることに夢中になっているのも、当時の気持ちが根底にあるからかもしれません。
 
川上 職人の世界の中でも設計のお仕事を志すようになったきっかけというのは? 
 
 
 
 

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