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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

民家工房 常栄 有限会社 代表取締役 山本常美  

 
プロフィール 熊本県出身。1960年創業の山本建築を営む父親の影響で幼少時から大工仕事に触れるも、社会人のスタートとしては新聞販売業を選択。しかし22歳の時に交通事故で半年間療養中に自分の原点に立ち返り、父親の下で大工の修業を始めた。1988年に家業を発展させて(有)常栄建設を設立し、2004年に「民家工房 常栄(有)」に社名変更。国産材を使い昔ながらの工法で仕上げる注文住宅 「元の家(はじめのいえ)」 が好評を得ている。
 
 
 
家を建てる際に使う塗料や接着剤に起因する “シックハウス症候群” が問題となり久しい。子供たちにアトピーや喘息などの“現代病”が増えたのも、それらが含む化学物質の影響ではないかと言われている。住宅が関わる健康の問題に真っ向から向きあい、総天然材で環境と人に優しい家づくりを進める工務店があると聞いて訪ねたのが、民家工房 常栄有限会社だ。山本常美社長に、詳しいお話を聞いた。
 
 
 

全国各地から木材を買い付け
国産材100%の家づくりにこだわる

 
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インタビュアー 五十嵐めぐみ(女優)
五十嵐 今日は、環境と人に優しい木造住宅を提供されている 「民家工房 常栄」 を訪ね、併設のモデルルームをご案内いただきます。こちらの敷地内にはずいぶんたくさんの木材が置かれてありますね。
 
山本 おおよそ500立方メートルほどあります。通常の工務店は施工の際に材木屋から木材を仕入れますが、当社は直接山から丸太を買い付けてきます。そしてここで乾燥させ、製材業者に指示を出して建材に加工します。
 こちらは構造材、家の骨組みとなる木材ですね。あそこに積んであるのは、屋根の下地に使う木材です。
 
五十嵐 丸太の状態から見せていただく機会は少ないですから新鮮です。香りもいいわ。見学に来るお客様も喜ばれるでしょう。木の買い付けは山本社長がされるのですか。
 
山本 そうです。全国各地へ遊びに行きがてら、素晴らしい木を見つけ出してきます。これまでは九州や徳島、三河や秋田を中心に足を運んできました。地元の愛川町森林組合とも連携しまして、国産の木材を集め、100%それを使った家づくりにこだわっています。
 
五十嵐 わざわざご自身が買い付けに行って、仕様を出して製材をするとなると、ずいぶん手間と時間がかかりますでしょう。コスト的にはどうなりますか。 
 
 
 
 

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