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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

伸びるIT企業の秘密
それはWill=志の貫徹

 
 
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伊藤 2ヶ月!ハイペースですね。そこから業績を伸ばすにあたり、中長期の計画などはあったのでしょうか。
 
宮川 はい。起業時に 「10年計画」 を思い描いていました。最初はOA機器やアプリ販売を扱って利益を上げ、次のステップでソフトウェアを扱えるようになり、さらにASP事業にも進出しよう、と。その計画書を持って銀行やメーカー、リース会社などにうかがい、ご支援をいただけるよう必死でアピールしました。
 
 
 

成功報酬型の給与体系で
社内の雰囲気を自然に活性化させる

 
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▲「はなまるしょっぷ」はこちら
伊藤 「10年計画」 の進捗状況についてはいかがでしょう。
 
宮川 おかげさまで、ソフトからホームページ製作、ASP事業へと順調に進んできました。現在、生花販売業者様に向けたASPシステム 「はなまるしょっぷ」 は、山梨県内でかなりのシェアを獲得するに至っています。他にも、電子入札の導入を背景に建設業界向けのシステムの需要が増えています。こちらもかなりのシェアを獲得し、県内では500以上の建設会社様に弊社のシステムをご利用いただいています。さらに、自社内の組織力強化計画に沿って人員を増強してくる中で、Web開発チームが形成されてきました。
 
伊藤 頼もしいですね。組織づくりにおいて、宮川社長が特に工夫されている点は何ですか。
 
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宮川 私は 「組織づくりは雰囲気づくりだ」 と考えておりまして、社員採用の際も、技術力より相手のことを考えられるコミュニケーション力を重視しています。また、現在は20~30代の社員3人を役員とし、私の志を託したうえで、3トップ体制で頑張ってもらっています。平均20代後半の若い会社ですから、私が一線を退いて各自に裁量を持たせることで社内の連携が強化され、一体感も生まれています。
 さらに、欧米式の成果報酬制度を導入し、3ヶ月に1回の頻度で賃金を見直しています。これは営業だけではなくエンジニアリング部門も同じです。
 
伊藤 技術職に成功報酬型の給与体系を導入する例は珍しいですよね。
 
宮川 積極的かつ精力的に仕事をこなす技術者に、しっかり還元してあげたいですからね。そうすることで、彼らのメンタリティが 「自立してギャラを稼ごう!」 というふうに変わっていくんです。当然、自分の仕事や会社に対する責任感もアップします。
 また、弊社では残業を禁止し、18時でキチッとあがるように通達しています。いまの時代、わざと残業をして手当をもらわないとお金にならないという風潮がありますよね。しかし弊社は成功報酬制ですから、限られた時間内で成果を出す工夫を社員が自分の頭で考える癖が身についています。それが、前向きで活気ある職場環境を生むことにつながるわけです。