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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

アウェイ建築評価ネット 株式会社 代表取締役社長 吉川充  

 
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インタビュアー 伊藤つかさ(女優)
伊藤 「アウェイ」 とは、変わった社名ですね。どんな意味をこめているのですか?
 
吉川 最初は 「イーハウス」 という社名の機関を別に立上げたのです。ただ、当社のような建築設計の審査・評価業も広義の住宅関連ですから、似た社名の企業はたくさんあって、そのうちの某企業が不祥事を起こした際にずいぶん迷惑をこうむったのですよ。
 
伊藤 そういえば、お客を無視した不祥事がいくつかありましたね。
 
吉川 はい。それで別の社名を探して、サッカーにホームとアウェイがあるのをヒントにして 「アウェイ建築評価ネット」 に変えました。アウェイは相手。相手はお客様。つまり 「お客様の立場でものを考える会社ですよ」 というメッセージです。
 どんなビジネスも、顧客を無視しては成り立ちません。建築は個人から企業までいろいろなお客様がいます。とくに住宅は、個人のニーズが圧倒的に多い。私は都庁に30年近く勤めていましたが、役人はお客の立場に立ったサービスが難しいですよね。私は事業を始めるにあたり、自らの役人時代を省みて、「目線は常に低く、お客様に喜んでもらうことを一番に考えよう」 と肝に銘じたのです。
 
伊藤 いい姿勢ですね。現在、お客様はどのような方が多いですか?
 
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▲アウェイ建築評価ネットのホームページはこちら

吉川 個人の工務店、町の建築事務所、大手ハウスメーカー・・・ 幅広いですね。
 設計した建物が適法であるかどうかの審査・評価をする業者は都内に30社、全国に100社あります。設計士は複数物件を抱えているのが普通ですから、審査を迅速かつ正確に行なう機関に注文が集中します。専門知識と技術を持つスタッフがそろっていることはもちろんですが、当社としては、その先の最重要テーマは 「スピードと親切」 だと考えています。
 
伊藤 技術と、スピードと、親切さ。3拍子そろっていたら無敵でしょうね(笑)。
 
吉川 「建設可能」 の確認が下りるまで着工できませんから、お客様は工期を確保するために早く確認を欲しがっています。「あそこなら早くやってくれて間違いない」 と信頼して来てくださるお客様に対応するのだから、大変です。ほとんど接客業だと思っていますよ。