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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

アニメを拓く力を
我らの旗を掲げ展開する!

 
 
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金子 30分番組の制作に必要な絵の枚数は3000~5000枚。それが、元になる原画、動かすための動画、色をつけたセル画と段階をシフトしていきますからね。もう膨大です。外注や他社を巻き込んだ総動員体制で作っています。
 
大門 シルバーリンクでは何人のスタッフを抱えているのですか。
 
金子 60名近くです。作品の制作進行を管理するプロデュース・スタッフと、作品の演出をするディレクション・スタッフ、絵を描いていく作画スタッフがいますが、やはり作画スタッフが一番多くなりますね。
 
大門 その若さで60名近い社員を束ねているのもそうですが、そのぶんの仕事を取ってくるというのが立派ですよね。
 
金子 その点は、いかに創り手としての存在感を出せるかが勝負ですね。一昔前のアニメーションはテレビ局主導が主でして、視聴率が稼げる作品を作れば良かったのですが、今は市販DVDやビデオなどのコンテンツ・メーカーが中心で動いていますから、販売実績が下がればすぐに制作本数を減らされてしまいます。でも、だからこそ、大手制作会社を食ってやるぐらいの気持ちで頑張っていますよ。
 
 

誇り高きアニメーションバカ一代

 
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アニメを作るのは一にも二にも絵。いかに
魅力的なキャラクターを描き出せるかが勝負だ

大門 金子さんのように熱いプロデューサーにはぜひ実写の世界に来てほしいんだけど、やっぱりアニメーションのほうが好きなんだよね。
 
金子 好きですねえ。最初私は、絵を描くほうのアニメーターを志していたんですよ。アニメーション専門学校にも通いました。しかし、描くほうでは上には上がいることを思い知らされて、絵を描かせる側に転向しました。
 
大門 では、専門学校を卒業して、プロデューサーとしてどこかの制作会社に入られたわけですね。
 
金子 いきなりプロデュースには関われないんです。最初は制作進行という下積みから入るわけですよ。徹夜でコピーを取って、車を運転して・・・ まあ、今と全然変わりませんけど(笑)。20歳でフロントラインという制作会社に入社して、ひたすら納品スケジュールと格闘し続け、気がついたら8年後には制作を統括する立場の人間になっていました。
 
 
 
 

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