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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

お客様が真に望む葬儀を提供
縁と心と感謝をつなぐ葬祭業

 
 

お客様の心を開き
真に望む葬儀をかなえる

 
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名高 最近は葬儀の形態がずいぶん変わってきましたよね。
 
杉渕 はい。たとえば、簡素化が非常に進んでいます。今後はさらに軽い感覚の葬儀が増えると予想しています。
 現在の葬儀の主流は家族葬もしくは密葬です。つまり、葬儀の形式を決めるキーパーソンが女性なんです。葬儀社側から見れば、財布を握っておられる女性に安心していただくことが、葬儀をスムーズに執り行ううえで重要になります。だからそれまでとは考え方を変えました。葬儀社の営業マンは服装も話し方もガチガチに硬いのが普通でしたが、それでは女性は心を開かないので、ある程度地味なのは当然として、もう少し柔らかい印象を与えられるように意識しています。どのような形式がご希望で、どの程度のご予算をお持ちか、本音の部分を正直にお話しいただければ、我々もご提案できる工夫の幅が広がりますから。
 
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名高 そのほうが結局はいい葬儀になるわけですよね。
 
杉渕 そのとおりです。上手くお客様の心をやわらげられれば、女性のお客様は男性よりも心を開いてくださるんですよ。たとえば 「故人はこういう人だったからこんなふうに見送ってあげたい」 とか 「故人は○○の花が好きだったから、飾ってあげたい」 とか、いろいろ教えてくださるのです。
 
名高 葬儀の内容を決める最初の段階だ。大事な部分ですね。
 
杉渕 そうです。ところが大手葬儀社は、最初の段階で葬儀の予算によって打合せ時間を決めてしまいます。そして、お客様が 「こんなことがしたい」 とおっしゃっても、「予算内に収まらないのでできません」 と拒絶してしまう・・・。私たちは、こうした葬儀社本位の枠を取り払い、時間を最大限に使い、プロとしての知識をフル活用して、お客様にご納得いただける葬儀を提案させていただくようにしています。
 
 

コストダウンに自信あり!
理想の葬儀を予算内で提供

 
名高 御社ではコスト面でも、お客様のニーズにお応えできるようにされているそうですね。
 
杉渕 はい。通常プランからして、他社よりもかなり抑えた価格に設定しています。これができるのは、当社のような小規模な葬儀社は大手ほどランニングコストがかからないからです。時間面も費用面もギリギリまでお客様のご要望にお応えしているため、他の業者さんが真似できない価格になっている自信があります。