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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

営業効果を最大にする
テレマーケティングシステム

 
 
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美里 そのとおりです。それは会社の業績を上げるだけでなく、営業マンが本来の能力を発揮してキャリアアップしていけるようサポートすることにもなります。当社の営業部隊も当然このシステムを使っていますが、もう2年半ほど、社員が一人も辞めていないんですよ。
 
川村 素晴らしいですね。お話を伺っていると、アポ取り以外にも使い道があるのでは?
 
美里 おっしゃるとおり。既存顧客へのフォローコールや、配達業務の効率化のために導入してくださった大手企業さんも既にありますよ。いろいろな分野に広げて、電話を使うあらゆるビジネスの効率化に貢献していきたいですね。テレマーケティングには無限の可能性があり、いくらでもビジネスチャンスを作り出せることを、ぜひ知っていただきたいです。
 
 

テレアポの全てを
理解して作られたシステム

 
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川村 テレアポのシステムを作っている会社はたくさんあると思うのですが、御社ならではの特長はありますか。
 
美里 あります。実は他の企業はシステム屋さんが多いんですよね。つまり、そのシステムを使って実際に電話営業をする会社の内情までは分かっていないことも多い。それに比べて、私たちはシステム屋ではなく、あくまでも 「電話営業の効果を最大にするサービス会社」 ですから、お客様には、オペレーターの面接などの採用業務からスキル研修まで指導し、顧客リストの作り方まで教えます。実際にテレアポをする営業マンの気持ちも痛いほど分かっています。何しろ我々自身が毎日テレアポをしているのですからね。
 いわば、電話営業の入口から出口まで全部を理解している点が当社の特長であり、最大の強みだと思います。実際、商談で他社と競争になっても、8割は当社で受注することができるのです。
 
川村 確かに、顧客の求めていることを実務レベルで具体的に理解していないと、適切な仕組みを作ることはできないですよね。「テレオールワン」 のシステムは、現在でも改良を重ねているのでしょうか。
 
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美里 はい。自分たちで開発して自分たちで使うものですから、常に改良を続けています。
 改良に関して言うと、じつは私たちは、お客様の意見を必ずしも全て反映させるわけではありません。私たちは 「お客様が実現したい機能は何で、それは何のために必要なのか、どれだけ必要なのか」 というところまで考え抜いて、最適な改良をしていきます。思いついたことを全部反映させたシステムは単に使いにくいだけで、テレアポの現場はかえって混乱してしまいます。そのような意味でも、電話営業の本質を理解している当社にしか作れない、優れたシステムだと考えています。