プロフィール 新潟県出身。IT専門学校からシステム開発会社勤務を経て、2003年7月、(株)トライ・ハードを設立。エンベデッドソフトウェア事業、モバイルネットワーク事業を主軸に、ソフトウェアの企画・調査・設計・開発を行う。人生の師と仰ぐ不動産会社社長と業界のイロハを教わったシステム会社時代の上司という2人の恩師から顧客第一主義を学び、徹底して貫き、大手通信機器メーカーとの連携開発を強みとして急成長。さらに自社製品開発部門の分社化(TH.α)により、今後の展開も注目されている。
ITを活用するエンドユーザーも人ならば、システムを創るのも人である。ならば、インターフェイスの原理は極めて明快であり、“落ち葉一枚落とさずに、お客様を迎え入れる心の準備があればいい”。提案力と技術力で業界屈指の急成長を遂げる株式会社トライ・ハードの事業姿勢には、ビジネスの基本中の基本である徹底した顧客第一主義が貫かれている。人と人が情報で結ばれるユビキタス社会への潮流の最中で、その原理はよりいっそうの価値を持つだろう。木村哲郎社長が、急成長と人材育成の秘密を公開する。
学生アルバイトで人生の師匠に出会った

インタビュアー 石野真子(女優)
石野 今日は、携帯電話用のアプリケーションやプラットフォームを中心に、様々な会社のソフトウェアの企画・開発をされているトライ・ハード社にお邪魔しています。総ガラス張りのラウンジ・スペースがあったり、酸素バーの置かれたリラクゼーション・スペースがあったり、会議室の椅子がカラフルに配置されていたり、とてもIT会社とは思えないお洒落な雰囲気ですね。
木村 3階のフロアーはこれから壁一面に青空や海の風景写真を貼っていこうと考えています。私は、人があっと驚くサプライズを提供するのが大好きなんです。
それに、ITの技術者は口ベタな人間が多いから、何か話のきっかけがあれば、初めてお会いするお客様の気持ちもキャッチできるじゃないですか。当社は単なる技術提供だけでなく、効率化や開発提案などを通じて様々な 「付加価値」 を提供することをモットーとしていますから、「IT業界でこんな会社は珍しいね」 と言われるのは、してやったりですよ(笑)。 名刺も社員一人ひとり裏面の色が違います。そして会社名とロゴが透けているでしょ。挨拶から一発でキャッチです(笑)。
石野 本当だ。面白いですね~。木村社長は、学生時代からコンピュータを使って自作ソフトを作るような方だったのですか?
木村 いや、私は技術系のキャラクターではありませんから(笑)。 前職のIT会社でも、上に志願して営業職に回りました。学生時代はスポーツばかりやっていましたね。小学校で野球、サッカー、水泳。中学校では卓球。高校ではバスケットボールに熱中して、部長をやっていました。新潟県の出身ですからスキーやスノーボードもしますし、今はゴルフに熱中しています。およそ球技はほとんどの種目を経験していますが、今のビジネスに影響を与えたという意味では、ビリヤードが一番大きいでしょうか。




