プロフィール 東京都出身。高校卒業後、製糖会社勤務から宝石・船舶販売、運送業と転職を重ねるが、貿易会社を経営する父親の教育的配慮を機に人生設計を見直すように。自らが住宅ローンの返済に苦心した経験を元に、マンション・戸建て住宅の販売仲介の個人事業を開始した。その後の2008年、(株)アクティブ・REを設立。不動産の売買・賃貸管理・仲介から鑑定・コンサルティング業、さらには不動産業界専門の人材派遣業など、関連業務を幅広く展開している。
住宅ローンに対する広範囲なナレッジ・ベースを背景に、購入者視点に立った真摯な不動産仲介を行うことで“一生の夢”をサポート。迅速販売で売却者の信頼を集めるのが(株)アクティブ・REだ。矢野洋社長は、人と人とを結びつけ、より良い関係を築き上げる不動産ビジネスこそ、自らの経験を活かして世の中に貢献していきたい自分にとっての天職であると語る。過去のマイナスをバネにして事業に打ち込む姿勢に、あるべき経営者の姿を見た。
強制的な住宅ローン加入が
不動産業を始めた原点

インタビュアー 根本りつ子(女優)
根本 アクティブ・REでは、不動産関係のお仕事を中心にコンサルティングや人材派遣などの業務を幅広く手掛けられ、住宅ローンにお悩みの方の相談も受け付けているそうですね。矢野社長はもともと不動産業界のご出身ですか。
矢野 社会に出た当初は、製糖会社、ジュエリーやクルーザーの営業職、運送業と、現在の事業とはまったく関係ない分野を渡り歩いていました。一番最初に勤めた製糖会社では周囲との学歴の差からプレッシャーを感じ、出社拒否のようなことをしてしまった経験もあります。
根本 では、現在のように経営者として身を立てられたのは、何が人生の転機になったのですか。
常にアクティブ(Active)に動くのが信条の(株)
アクティブ・RE社。ロゴには、不動産に関して
悩みごとがあればいつでも 「あれ?(A・RE)」
と思い出してもらいたいという矢野社長の想い
が込められている。
矢野 高校を卒業してからあまりに中途半端な生き方を続けていたので、親が見るに見かねたのでしょう。とんでもない足枷をはめられてしまったのです。私の父は貿易会社を経営していたのですが、ある日、「印鑑を持ってきなさい」 と言われましてね。持って行くと、大金がテーブルの上に置かれている。それを頭金にして無理矢理自宅を購入させられて、住宅ローンを組まされてしまって。父は 「返済は自分も協力する」 と言っていたのですが、いざ購入したら 「後は知らないよ。ローンは1人で返しなさい」 と。一種の教育ですよね。そのローンがプレッシャーになって、真面目に人生設計を考えるようになったんです。
根本 しっかり働いて自分の家を持つことの素晴らしさに目覚めた、というわけですね。




