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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

板垣国際会計事務所 税理士 板垣幸一

グローバル化時代の経営相談は
経験豊富な国際会計事務所に

 
 

日本のビジネス社会の
内なるグローバル化に貢献したい

 
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石野 今後、特にこれに力を入れていきたいという業務は?
 
板垣 グローバル化問題への対応です。今の日本は「グローバル社会」と言っても上辺の話で、本質は島国社会のままだと思います。その中で、市場も経済も縮小に向かっている。少子高齢化が進んで労働力人口も減少の一途です。その反面、政府の平成22年度予算案を見ても分かるように、国債発行残高はうなぎ上りに増えています。今や日本は借金だらけ。バランスシートは最悪です。この債務を誰が返せるのか。私たち日本人がこれを返せるでしょうか。
 
石野 労働力人口が減り続けているわけですから、見通しは暗いですね。
 
板垣 ということは、海外から人を呼んで納税者人口を増やさなければなりません。海外から優秀な人材がどんどん集まってこないと、日本は立ち行かないと思います。日本がこれから真に取り組まなければならないグローバル化は、対日投資の拡大と、海外労働力の導入拡大。この2つだと私は思います。
 
石野 グローバル化と言うと海外に進出するイメージが浮かびますが、日本に呼び込む戦略もあるわけですね。
 
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板垣 そうです。グローバル化には外に向けたものと内で行なうものの両方があるわけです。日本人の大半は外に向けたものしか見てこなかったせいで海外摩擦も起きた。ここに気付いて変えていかなければ。
 今はまだ、島国社会的な法制度、商習慣、先に言いましたプレゼン能力の低さなどが障壁となって、内なるグローバル化の進展を妨げています。私は税理・会計業を通じてこの現状を変える役に立ちたい。それが私のミッションだと考えています。
 
石野 具体的には外資系企業の税務相談とか、対日進出のアドバイスとかですか。
 
板垣 それらの業務はもちろん重要です。その上に、海外労働力の導入に関した仕事に力を入れたいのです。というのも、当事務所のクライアントである中小企業の多くが、優秀な人材を確保できず困っているのを目の当たりに見ているからです。日本が名実共にグローバルな国になるには、労働力も、いわゆる出稼ぎ外国人に頼っていてはだめです。海外の優秀な人材が日本で生活し、ビジネスでも存分に能力を発揮できる下地を作らなければ。そうすれば、彼らならではの視点からの斬新な発想を企業活動に取り入れることもできるようになります。日本の中小企業はもっと活性化できるはずなんですよ。私は税理士として、国際会計のスペシャリストとして、その支援をしてあげたいのです。
 
石野 板垣先生のますますのご活躍を願っています。本日はありがとうございました。
 
 
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名板垣国際会計事務所
 ■ 本社〒144-0032 東京都大田区北糀谷1-11-6
 ■ 事業内容税理士業
 ■ 設立昭和 61年 3月
 ■ URLhttp://itagaki.tkcnf.com/