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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

板垣国際会計事務所	 税理士 板垣幸一

 
プロフィール 山形県出身。都内の大学を卒業し、外資系会計事務所に勤務。国際会計の実務を学ぶ。その後も約30年間、外資系企業のCFO(最高財務責任者)や役職を務めるなかで国際税財務に精通し、邦人企業と外資系企業とを問わず、多数のクライアントに支持されている。税理士業の他、自らも不動産関連の事業を営み、実践を通じた経営理論のブラッシュアップを欠かさない。
 
 
 
中小企業のメッカ、東京都大田区。この街に事務所を開業して以来、地元企業の経営相談役として頼りにされると共に、外資系企業の経営相談役としても活躍するのが板垣国際会計事務所だ。少子高齢化が進み市場も経済も縮小し、中小企業の経営環境が厳しさの一途をたどる中、この局面を打破するには「内なるグローバル化」の進展が重要だと、国際社会でのキャリアが豊富な板垣幸一税理士は力説する。
 
 
 
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インタビュアー 石野真子(女優)

新卒採用の会計事務所から始まった
国際会計人としてのキャリア

 
石野 本日は、地元の邦人企業をはじめ、外資系企業の経営相談役としてもご活躍されている板垣国際会計事務所にお邪魔しています。板垣先生のご経歴からご紹介ください。
 
板垣 出身は山形県です。大学から東京に出てきまして、卒業してからは外資系会計事務所に勤めました。そこで約3年間、国際会計の実務を学び、会計人としての基礎を築きました。その後は財務担当の管理職などのキャリアを積んで、フィンランド、スウェーデン、イギリス、アメリカなどの事業会社でCFOや役員を長く務めてきました。当事務所を開業する傍ら、約30年間、外資系専門で続けてきましたから、現在も国際税務が私の最大の強みです。
 
石野 外資系企業でキャリアを積んでくる中で学ばれたことは、多かったと思います。
 
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板垣 様々な文化を持った様々な国の人たちと仕事をさせてもらい、考え方や習慣の違いにじかに接することができて、啓発されることが多かったですね。「ああ、そうか」と新鮮な気付きを得る毎日でした。一般の邦人企業ではとてもできない経験や勉強をたくさんさせてもらったと思います。
 中でも一番学んだのは、プレゼンテーションの重要性でした。プレゼン能力が低いと自分の考えを皆に理解してもらえないし、そもそも話を聞こうともしてもらえないのです。結果、仕事をスムーズに進められなくなる。この点は痛感しましたね。