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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

株式会社アルコ 代表取締役 染谷英樹

顧客との繋がりを重視する
企業システム管理のEXPERT

 
 

大手の半分のコストで
3倍の仕事をする

 
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山川 具体的には、取引先にどんな点が気に入られたとお考えですか。
 
染谷 コストが安いことと、小回りを利かして丁寧な対応ができる点だと思います。会社として所帯が小さいぶん、社員が無駄なく動けて余計なコストがかからずに済みます。大手との競合になっても、大手の半分のコストで3倍の保守管理ができる自信があります。
 それに、大手さんの場合、「富士通のパソコンは面倒を見るけど、キヤノンのプリンターのことは分かりません」 というような見積もりを出すことがよくあるのです。これでは先方の担当者は困りますよね。当社は 「外部の業者ではなく御社の社内のシステム部員としてお付き合いください」 と言うところから入ります。その会社のシステムをまるごと面倒見るのです。
 そのため、夜間でも、土日でも電話がかかってきますし、問い合わせがあればすぐに対応します。当社のようなサポート体制をとっているところはそれほど多くないと思いますよ。また、システム管理以外の、例えばオフィス移転の際の配線工事、パーテーション工事、電話や空調の設置工事なども、一括して手掛けることができます。便利屋的にお客様に使っていただけるのは、当社としてもありがたいことです。これからもいろんなご用命をいただきたいですね。
 
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山川 紹介による信頼性と、圧倒的なコスト面のメリット、小回りの利く体制。いろんな仕事を頼みやすい条件が揃っていますね。
 
染谷 ですから、不況だ不況だと言われる今の状況は、当社にはむしろありがたいくらいです。金額で比較されるのは望むところです。仕事をさせていただいてから 「気に入らない」 と思われたら仕方ありませんが、今まですべて 「よくやってくれた」 というご評価をいただいています。
 


仕事は無理難題を解決したときが楽しい

 
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山川 染谷社長にとって、仕事の面白さはどんなところにありますか。
 
染谷 前の会社に勤めた最後の2年は、朝から晩まで会議ばかりでした。ストレスがたまりましたね(笑)。 会議のための資料作りで会社に泊まり込んで、結局その資料は使わないまま会議が終わる、などということもよくありました。そうした状況から解放されただけでも気持ちがいいです。
 それに、仕事をしたぶんの給料は確かにもらっていましたが、それは私が取引先から直接いただいたものではなく、会社の利益の分け前でしかありません。独立してからは、会社が得た利益は、できるだけその仕事を担当した社員に直接還元しようと考えてきました。そうすれば仕事のやりがいも出るだろうし、しっかり稼動しないとリターンがもらえないということになり、自分に対する評価を意識するようになります。