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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

株式会社 VITA 代表取締役 佐々木映美

ITサポート業の枠を飛び出し
アパレル業界とのコラボを展開

 
 
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佐々木 そうですね。この業界はやっぱり男性社会で、女性でないと務まらない場面は特にはないですし、女性が生き残っていく大変さのほうが多いです。でも、他社より優位に立てる強みを持った今は、女性技術者ということで逆に差別化できている面はあるかもしれませんね。
 例えばアパレルや美容業界は、昔から女性がすごく活躍していますよね。ですから起業するときには、「この業界はなぜ女性が活躍できるのか」 ということを研究したり、業界の方々に積極的にお話を伺いました。結局、明確な答えはなくて、「女性の意見がないと成り立たない業界だから」 というお話に帰着しました。でも、それ以外にも何かあると思うんです。ですから、今度始まったアパレルの個人ブランドの営業支援や事務サポート事業はすごく楽しみにしています。
 
 

アパレルの個人ブランドに
営業代行や展示スペースを提供

 
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山川 新しい事業について、もう少し具体的に教えていただけますか。
 
佐々木 アパレルの個人事業主さんは専属の営業担当を雇う余裕がなかったり、収益管理などの事務処理が大変だったりします。そこで、そういう方々のアウトソーシング先になってサポートしたいのです。そのために営業部隊や事務部隊を編成しているところです。新事業立ち上げを機に、オフィスも渋谷に移転しました。
 
山川 せっかく間借りできていたのに移転されたのは、なぜだったのですか?
 
佐々木 エンジニアリングサポートの業務は技術者がお客様の会社で作業するため、普段は社内に社員がいないんですよ。ですからオフィスを借りても昼間は誰もいなくて、それこそ私ひとりのためのスペースになってしまうので、非常にもったいないと思っていたんです。
 昨2009年末に移ってきたこのオフィスは、アパレルの個人ブランドさんの展示スペースにも使っていただこうと思っています。ここで衣装リースの営業代行などをさせていただいたり、スタイリストさんやファッション雑誌の編集さんなどが集まってくる場にして、いろいろなコラボレーションを展開できればいいですね。山川さんならご存じかもしれませんが、衣装のリースって、個人ブランドさんはカフェに場所を借りてされている方も多いようなんです。
 
山川 リースというのは、雑誌やTVなどで使う衣装のリースのことですね。店舗を持たない個人ブランドの方には活動拠点ができるわけですね。
 
佐々木 そうです。まず最初は、アンティークパーツやアクセサリー、バッグなどを扱うブランド 「red in the cave」 や、既にコレクションに出展されている個人ブランド 「ODRADEK」 のリースを予定しています。リース品を展示して、商談や契約業務ができるスペースも一緒に提供します。
 あと、個人ブランドさんは無店舗販売がほとんどですから、今度の新事業ではインターネット販売の媒体選定をしたり、プロモーションも担当する予定です。