プロフィール 東京都出身。14歳で空手道拳道会に学び、18歳からは総帥中村日出夫先生の門下に内弟子修業に入る。第一回空手道拳道会全国選手権大会組手の部優勝の他、輝かしい実績を誇る。90年代中頃より加圧トレーニングを始め、知識と理論を研究し、トレーニング体系を確立。2006年2月、加圧トレーニングジムとしてトップフィットをオープンさせた。加圧トレーニングインストラクターの他、生体血液画像分折師、健康運動指導士資格も持つ。空手道拳道会五段師範。
加圧トレーニングという最先端のスポーツ科学をひっさげ、異色の発達を遂げているジムがある。空手道家の峰光一氏が運営する「トップフィット」だ。“知識と理論とジム機能を融合させ、会員にコスト面で心配がない運営をしたい”と語る峰氏。その言葉を裏付けるかのように、多くの女性たちをはじめ、小学生からプロのアスリート、老若男女を問わず体力づくりに、シェイプアップに、リハビリにと指導を求め集まっている。圧倒的な人気を誇るジムの裏側を紐といていく。
誰もが安全に取り組めるトレーニング

インタビュアー 川村ひかる(タレント)
川村 加圧トレーニングという手法は最近よく耳にしますね。具体的にどんなものなんですか?
峰 簡単に言えば、四肢の血流を制限して行うトレーニング方法です。通常のトレーニングとは違い、短期間・短時間・低負荷で筋肉増強やシェイプアップに効果があるんです。個別にメニューを組みますから関節や血圧等に過度の負担をかけることが少なく、最近ではリハビリの方法としても注目されています。子どもから高齢者まで、老若男女、誰もが安全に行えるトレーニングと言えますね。
川村 意外ですね。けっこうハードなトレーニングだと思ってました。
峰 まだ歴史が浅いので、そういった誤解もあるかもしれませんね。
メカニズムとしては、最初に加圧によって筋肉に乳酸を蓄積します。乳酸というのは、筋肉がだるくなったり重くなったりする原因となる疲労物質です。加圧トレーニングの場合は、加圧ベルトで腕や脚の血流を適度に阻害しているため、筋肉に乳酸が蓄積されやすい状況になります。すると、溜まった乳酸が筋肉にある受容体を刺激します。そこで、受容体が損傷したという信号を脳が受け取り、再生させるために成長ホルモンを多量に血中に分泌します。

トレーニングにおいてはこの成長ホルモンの分泌が重要です。血液に乗って全身に成長ホルモンが運ばれると、脂肪細胞に作用して脂肪を分解したり、体の老化を遅くしたりするわけですね。ちなみに、加圧トレーニング後の成長ホルモンの血中濃度は、通常のトレーニング時の約10倍、安静時の100倍に、アスリートに至っては290倍にもなるんですよ。
川村 すごいですね! そんなこと言われたら私もやってみたくなります(笑) 食べたいけど痩せたいという悩みがあって・・・。




