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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

株式会社DAYS 代表取締役 石本凌暉

地球を救う新しい照明
LEDをプロデュース

 
 
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石野 なるほど。それに、子供たちには 「電力を節約して地球環境を守りましょう」 っていう教育も実例でできますね。
 
石本 それ、いいですね!  おっしゃるように、新しい物を人に伝えるには実例を見せるのが一番です。LEDの事業を始める際にまずショールームを構えたのもそれが狙いでした。しかも、工業規格品を展示するような通常のショールームじゃなく、LED照明のテイスト感や可能性を最大限演出できるデザインをデザイナーに依頼しました。
 
 

LEDというコンテンツを広めるプロデューサー

 
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ショールーム内の様子。バカラのシャンデリアを照らすのもLEDだ。

石本 デザイナーは27歳の女性です。私は、LEDなどの環境配慮型商品はこれから女性が引っ張って世に広めていくだろうと思っています。企業に導入のお話をしますでしょう。するとね、女性経営者のほうが理解が早いんです。男が儲けだコストだと核心以外のことを考えている間に、女性は 「これはいいものだから」 「今の地球に必要なものだから」 と直観的に理解して、導入してくださいます。
 
石野 産む性っていうことがあるのかもしれないですね。温暖化がどんどん進んでいますし、これから生まれてくる世代のことを真剣に考えて行動しないといけない時代ですもの。
 
石本 そのために、まずは業務用や社会インフラに大々的に導入してもらって、数を普及させることを最優先のテーマにしています。LEDの可能性を啓蒙していく活動も重要ですね。昨2009年の6月にホテルニューオータニで「LED照明推進カンファレンス」を開催しました。小池百合子元環境大臣や杉浦正健元法務大臣をお招きして、「DAYSネットワーク」 という販売代理店網に加盟している全国の警備会社やビルメンテナンス会社さん計60社をお呼びしました。全員で500人が参加してくれましたね。
 
石野 500人というと、かなりしっかりしたカンファレンスですね。盛り上がりましたでしょう。
 
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石本 おかげさまで。皆でLEDについての知識を交換して、LED照明を普及させる意義を確認して、「低炭素社会を実現する」 という志もしっかり共有できました。世にないものを広めていくときに必要なのは志なんですよ。「これは世の役に立つものだ。本当にいいものなんだ」 と心底思っていたらモチベーションも全然違います。
 あと、大事なのはコンセプトです。私のLEDの光の第一印象は 「なんて上質な光だろう」 でした。長年テレビの制作現場にいていろんなライティングを見てきましたが、そんな私の目からしてもLEDの光はすごく上品で、質が良かった。だから私は、“上質感”を当社の扱うLED照明のコンセプトにしています。このショールームも、もちろん上質感を意識しています。
 
石野 カンファレンスを行なって知識の啓蒙を図ったり、志を共有したり、感覚とイメージでコンセプトを考えたり、石本社長は、発想がやっぱりプロデューサーですね。
 
石本 そうなんですよね(笑)。 結局ね、私がいまやっているのは、企画を成功させるために人とお金を集めて動きを起こさせる、プロデューサーとしての仕事と同じなんですよ。LED照明を「時代が求めるコンテンツ」ととらえて、時代の流れに即したプロモーションを展開すれば、メーカーでも電気屋さんでもない私でも、彼らを巻き込んでLEDを浸透させられると思っています。それもこれも、「低炭素社会を実現する」 という大きな目的を達成するためです。
 
 
 

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