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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

アキバ徽章株式会社 代表取締役 秋場祐司

日本独特の鍛造徽章を
もっと身近に感じてほしい

 
 

積極的なコミュニケーション意識

 
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山本 先代がお亡くなりになって、会社を継ぐことにプレッシャーはなかったですか?
 
秋場 それはありませんでした。でも、年齢的なやりにくさは、正直なところありました。現在当社のスタッフは平均年齢が47~8歳、職人さんは60歳代後半がほとんどです。職人さんは先代の頃からの皆さんで、それこそ赤ちゃんの頃の私を知っている顔ぶればかりですから(笑)
 でも、最終的にお客様にいい品物を納める目的は共通ですから、そのための話し合いは本音でぶつからせてもらいました。あと、当社の先代は仲人役が好きでしてね(笑) 先代が縁談をまとめた職人さんたちが多くて、もう家族のような関係になっているんですよ。だから、私が代を継いだ後も、腹を割って話せばどんな衝突も解決できてきました。
 
山本 社内の雰囲気の良さがうかがえます。コミュニケーションもうまく取れているんでしょう。
 
秋場 おかげさまで。私からも積極的にコミュニケーションをとろうとしていますよ。どうしても外に出る機会が多くて社員と接する機会が少なくなりがちですが、仕事が上がったら食事を一緒にするとか、一杯飲みに行くとか、何かにつけて誘うように心がけています。ありきたりかもしれませんが、やはり対話することが重要だと思いますから。
 
山本 飲んで話してコミュニケーションをとって・・・ そうして社員一丸となった 「アキバ徽章」 が次に目指すところは、どこでしょうか?
 
秋場 徽章づくりという仕事を広く知っていただけるようにしたいですね。そのためには、普段閉鎖的なイメージが強い工房を公開したり、公開製作をしてみたり、職人さんとお客様の距離が縮まるような工夫を取り入れたいと考えています。たとえば路面に面したガラス張りのお店で公開制作をしてみたり、子供が職業体験できるキッザニアなどのようなところで、「親子のふれあいバッジづくり」なんていう企画もいいんじゃないでしょうか。たとえばお母さんやお父さんなど身近にいる好きな人の顔のバッジを作っていただいて、普段から身につけていただく。ね、良さそうじゃないですか?
それらが実現できると、職人たちも自分が作ったものが世に出ている意識をもっと持てると思いますし、それが国内での職人育成に一役買うような形になれば素晴らしいことだと思います。今後もお客様や職人さんと気持ちを通じ合わせて、「いい徽章をつけてもらいたい」 という気持ちを忘れずに続けていきたいですね。
 
 
 
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名アキバ徽章 株式会社
 ■ 本社102-0074 東京都千代田区九段南2-6-8
 ■ 事業内容徽章(バッジ・襟章・腕章・袖章など)の製造販売
カップ・トロフィー・メダル・旗・表彰楯・金/銀杯・各種大会記念品その他の製造販売
 ■ 設立大正6年
 ■ 従業員数8名
 ■ 主な取引先宮内庁・皇宮警察・法務省・防衛省・電通・和光・凸版印刷・各国大使館
 ■ URLhttp://www.akibakisyo.co.jp
 
 

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