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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

株式会社ブルークラッシュジャパンリミテッド 代表取締役 竹野公教

“ギャル系”ウェアで
ゴルフ業界を席捲!

 
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BLUE CRUSH オフィシャルサイト

矢部 ブルークラッシュさんのウェアは基本的に上下セットなのもいいですよね。高いウェアだとコーディネイトやお値段で迷いますけど、ブルークラッシュさんのものなら上下で買えば完璧にコーディネイトされているし、インパクトもあります。それに、なんといっても安い!1万円ポッキリなんて嬉しすぎます。どうして今までなかったんでしょう?
 
竹野 きっと、誰もビジネスになると思っていなかったんでしょうね。
 

少量生産で新型を次々にリリース
最新の流行にもいち早く対応
 

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矢部 ブルークラッシュ・ブランドは既にかなり有名ですが、立ち上げからまだ1年だそうですね。
 
竹野 昨2008年の8月17日に専務と「ゴルフウェアをやろう」と決めて、21日には登記関連をすべて終わらせました。その前から女性向けのゴルフファッション誌『Regina』さんが人気でしたし、ほしのあきさんがゴルフ番組を持たれるなど、若い女性がゴルフを始める雰囲気ができていたのはありがたかったですね。
 さらに追い風になったのは、世界同時不況のあおりで中国の工場にお願いしやすくなったことです。それまで1コンテナ単位でしか相手にされなかったのが少量生産にも応じてくれるようになり、大量生産で在庫を抱えず、少量生産でどんどんデザイン展開していくことが可能になりました。ゴルフウェア業界は通常半年サイクルですが、当社は1ヵ月で2~3型の新作をアップし、ソールドアウトさせて次々と売っていく方式です。ですから、買われる方がとにかく飽きないんです。
 
矢部 私も飽き性だから2、3回着ると妹にあげちゃうんです。せっかくお安いんですし、いっぱい買っていろいろ着回したほうがいいですよね。
 
竹野 そうです。ただ、卸販売は苦労しました。どうしても半年間ブースが固定されていますし、有名ゴルフショップに売り込んでも「ギャル系?そんなの着るわけないじゃん」と剣もほろろな対応で・・・。 だから8月の設立当初は2つの型をネット販売し、それ以外の商品はずっとプールしていました。そのうちに1つの型が楽天市場の総合ランキングで6位に入ったんです。するとゴルフ業界のバイヤーさんたちが騒ぎはじめて(笑)。女子のゴルフアパレルが楽天の10位以内に入るのは史上初の出来事でしたからね。それで「そろそろ面白くなってきたな」と感じた11月、実は11~12月はゴルフウェアがいちばん売れない時期なんですが、その11月を狙って卸と商品のラインナップをバーンとぶつけました。非常識だったかもしれませんが、目立ったのは確かですね。
 
 

業界の外から入ったからこその斬新な発想
 

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矢部 ゴルフアパレルの業界って、どんな業界なんですか。
 
竹野 実はもっと閉鎖的な業界かと思ったんですが、皆さん、入りたかったけれどなかなか参入できなかっただけで、案外閉鎖的でもなかったというのが印象ですね。ただ、やっぱり値段が高い。最近は大手アパレルもゴルフウェアに参入していますが、まだ高いですよね。
 
矢部 高いですよね。でも、どうしてなんでしょう。
 
竹野 他のアパレルに比べ、ゴルフウェアの販売はどうしても特殊な部分がありますからね。当社としては、その部分もいい意味で刺激できるような展開をしていきたいと考えています。実は上下セット1万円では利益はほとんど出ないのですが、型を多く出して短期間で回転させていくことで収益性を確保しています。