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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

FC経営の飲食店を中心に
人に喜ばれる多彩な事業

 
 

飲食店経営に
独自の管理システムを導入

 
五十嵐 現在はドトール以外に「新宿一丁目食堂」 も経営されているそうですね。どんなお店か、ご紹介ください。
 
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竹中 大阪に本部のあるフランチャイズチェーンでして、社員食堂のようなイメージの店です。定番メニューを揃えるお仕着せの定食屋さんが多い中で、当店はそうではなく、お客様が好まれるメニューを小鉢でズラリと並べています。お客様は、例えばまずおでんを取られて、それから小鉢、大皿料理、次にごはんと、順番に好きなものを取って席へ向かわれるわけです。食材にも気を配りまして、安くて、美味しくて、健康的なメニューにしています。
 ドトールコーヒーショップも新宿一丁目食堂も、店づくりの元になっているのは私のサラリーマン時代の実体験です。つまり、ユーザー目線からのノウハウを活かしています。
 
五十嵐 スタッフは現在、何名ですか。
 
竹中 飲食4店舗で約50名、うち社員は10名です。通常は1店舗につき社員は1~2名ですから多いほうですね。私は店舗運営には最終的な管理者の立場で関わっていますので、通常より社員を充実させて、アルバイトスタッフの管理も含めて、効率が良く質の高い運営ができるようにしているのですよ。
 私の場合、管理システムは独自に作っています。フランチャイズの本部というのは、「売る」ノウハウはしっかりとしたものを持っているので、売るだけなら、本部に言われたとおりにしていればいいと思います。ただ、管理・運営はシステム化したほうがより効率的なので、ここは自分で考えました。
 実は鉄鋼関係の企業というのは管理がものすごく進んでいて、当社では私が実体験してきたノウハウを活かしています。細かい数字などは全店舗をコンピュータで管理し、そのプログラムも私が作成しました。食堂の食材の発注などはすべて自動です。今日の売上を入力していくと、自動的に翌日分の食材を発注するシステムになっています。スタッフの募集からシフト組み、給与計算までも一貫したシステムで成り立っており、より効率的な運営ができます。
 
五十嵐 効率化できる部分は効率化したほうが、他の部分にエネルギーを使えます。御社の管理システムは大きな強みですね。
 
 

時代の変化に合わせて
新機能を持つ店舗設備を企画
 

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五十嵐 私の芸能界の友人は、待ち合わせをするときは必ずドトールなんです。というのも、その女優さんはタバコを吸われるんですね。喫煙できるコーヒーショップが少なくなっている中で、すごくありがたいと言っていました。
 
竹中 喫煙関連でいうと、当社がいま考えているのが、タバコの煙と匂いを消す仕組みです。
 
五十嵐 タバコの煙と匂いを消す? 魔法みたいですね(笑)。
 
竹中 テスターの箱の中に煙を立ててライトをつけるでしょう?すると、煙がスーッと消えていくんです。中国や韓国では既に商品化されていると聞いておりまして、「これだ!」 と思って当社でテストを行いました。が、一つ問題が発覚しました・・・ 実は、匂いは消えなかったのです。調査・研究の結果、光触媒と他素材の組み合わせによる消臭が一番効果的と判りましたので、当社でその仕組みのモデルを作り、他店舗でも使ってもらおうと考えています。光源はLEDも使いますから電気代は大幅な削減ができ、省エネにもいいです。
 
五十嵐 光触媒で消臭するためには、かなり強い光でないといけないのですか?
 
竹中 そんなことはありません。ですからLEDの光でも充分です。光触媒には抗菌効率もありますからインフルエンザ対策にもなります。「ティファニーで朝食を」 をもじって、「クリーン・ルームでコーヒーを」 とでも言いましょうか(笑)。
 
五十嵐 環境に配慮する時代の流れに沿っていますから、この仕組みが普及したら、各方面で大きな変化が起こせますね。
 
 

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