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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

お客様の笑顔と満足が
飲食業にたずさわる喜び

 

末端のスタッフにも裁量を認める。
まだ見ぬ若人よ、来たれ!
 

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川村 飲食業を志す人たちの気持ちをすごく大事にされていて、「ニュールックでなら思い切り働ける!」と思う人がたくさん集まってきそうです。教育はどうされていますか?
 
金本 決まった体制はなく、先輩が下の子たちを育てる雰囲気が自然にできています。私も店長にうるさく指示しません。私が店に立った時に気づいたサービスの内容をメモに取って確認し、打ち合わせの際に駄目なことと伸ばすべきことをジャッジするだけです。方向性が狂ってきたときは店舗ミーティングに行って 「君たちは何のために頑張るのか。飲食業の原点は何か」 と真正面から問いかけます。スタッフとの距離はすごく近いですよ。月に一回は必ず各店舗に出て店に立ちます。新しい店長の店は特にていねいに見ます。
 
川村 職場の雰囲気や人間関係がいいと、サービスのアイデアもたくさん生まれるのでは?
 
金本 はい。アイデアの例として、グループで一番大きい店では、忙しいときで2時間待ちになってしまう状況を見てウェイティングルームを作りました。テレビも置いて、お待ちの間はジュースとビールは無料でお出しして。当然、テーブルに着いたら水やお茶しか欲しくなくなっています。売上的にはもちろん損です。でも、僕はそれでいいと思っています。
 細かいサービスについても同様です。例えば、半分以上飲んでしまっているビールをお客様がご自身のミスでこぼしたとしましょう。「大丈夫ですか」とテーブルを拭きに来るスタッフ、床を拭きに来るスタッフ、ここまでは当たり前です。でも僕の店にはもう1人、奥で新しいビールを作っているスタッフがいるんです。その状況で新しいビールをサービスするのに店長の許可なんて要りません。それくらいの権限は各スタッフに持たせています。だって、お客様は最高に喜んでくださいますよ。
 
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川村 お店の姿勢が伝わるんでしょうね。それでまたお客様が増えるなら、変な広告を出すよりよっぽどいいですよ。皆が気持ちを一つにしてお客様に向き合っている姿勢がよく分かります。そして今後は、どんなテーマに取り組みたいですか。
 
金本 「匠家」で理想の店づくりを叶えたから、これからは周りの皆のことを考えてあげたいです。ずっと当社で頑張りたい人にはキャリアに応じて上のポストを用意してあげたいし、店を持つ夢がある人のためには独立奨励制度も始めたい。自分の貯金を使って始めるのはリスクが高いけど、物件を探してきたら会社から店を出させてあげて、2~3年経って軌道に乗ってから店舗を買い取らせてあげるようにすれば始めやすいでしょう?
 いずれをするにしても、もっと店舗を増やさないと。そのためには一緒に頑張ってくれる仲間が必要です。「飲食業が好きだ!お客様を喜ばせたい!」という熱いハートを持った子たちに、この場を借りて、「一緒にやろう!」とぜひ伝えたいですね。
 
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名株式会社 ニュールック
 ■ 本社〒232-0015 神奈川県横浜市南区共進町3-63
 ■ 事業内容焼肉店及び串焼き店の経営
 ■ 設立平成3年3月
 ■ 従業員数正社員 22名 パート・アルバイト50名
 ■ 展開店舗焼肉レストラン 天龍/炭火焼肉本舗 あぶり屋 上永谷店・上大岡店・戸塚店/横浜関内 匠家本店/もつ串焼き・煮込み もつしげ
 ■ URLhttp://www.new-look.co.jp/
 

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