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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

株式会社 ブルーム 代表取締役/宅地建物取引主任者 佐藤俊忠

 
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インタビュアー 山川恵里佳(タレント)

山川 佐藤俊忠社長は、以前は靴の販売や営業をされておられたとか?
 
佐藤 父の経営する靴のメーカー兼卸業の(株)中京月星でマーチャンダイザーをしていました。アメリカに商談に行って商品を買い付けてきて、日本各地で販売していました。当時から不動産業の勉強は始めていて、今から11~2年前に宅建の免許を取りました。
 
山川 その頃はもうバブルがはじけて、不景気だったのでは・・・。
 
佐藤 不動産業は今ほど悪くはなかったですよ。ただ、宅建免許は取ったものの靴の販売を続けようかどうしようか、迷っていましたね。
 
山川 慣れたお仕事を離れて不動産業を選ばれた理由は?
 
佐藤 靴は在庫を抱えなきゃいけないんです。商売にとって在庫リスクは結構な負担です。それに、靴は薄利多売の商材だからたくさん売らないと利益にならない。続けても先が見えていると思って、在庫リスクを抱えなくていい不動産仲介業への転身を最終的に決心しました。
 
山川 不動産業界の中でも、仲介の分野に入ったのはなぜですか。
 
佐藤 不動産業でも建売などは在庫を持たないといけないから、仲介にしようと思ったんです。それで、管理や仲介業を手掛ける地域密着の会社に就職しました。とは言っても、すでに30代半ばでしょう。若い人の後輩になってしまうから、負けないように頑張って部長にまでなりました。でも、私がいた会社の展開エリアは横浜といっても中心部ではなく、そこでくすぶっているのはどうも自分が納得できなかった。これで満足してちゃダメだなと思ったんですね。それで中区の不動産仲介会社に転職しました。
 
山川 大出世なのに、もっと上のステージを目指したんですね。でも、新しい職場で戸惑いもあったのでは?
 
佐藤 やはり仕事のやり方などは全然違いましたよね。その会社では8年間、商売の違いを勉強させていただき、2008年11月に独立しました。
 
山川 競合が多い世界だと思いますが、ブルームさんとしての他社との差別化ポイントを教えてください。
 
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佐藤 不動産業というのは、物件を扱うように見えて実は人と人との繋がりがとても大事なんです。お客様に信用してもらって初めて契約が成立する側面があります。たとえば靴を売る場合は、どんな営業マンでも靴の良さをアピールすればそこそこ注文は取れるんですね。靴の魅力で売れていく。でも、不動産を探しているお客様は、物件も見ますが、担当者の人物を見て選ぶところがあると思います。
 
山川 分かります。数百円の買い物をするのとはわけが違いますものね。