プロフィール 東京都出身。中学を卒業後、外装関連の建設会社に就職。下積みから始めて20歳でリニューアル工事の世界に入り、2社で経験を積む。平成9年、26歳で独立。(株)ツツミワークスを立ち上げ、自らリニューアル工事業に乗り出した。常時300人の職人を動員できるネットワークの広さと業界歴20年以上の実績をもとに、各方面から高い評価を得ている。現在はリニューアル工事の他、エコロジーと建設業の接点から多角的な事業展開を模索している。
リニューアル工事専門の建設会社として設立12年目を迎えた(株)ツツミワークス。「建築とは後々までカタチに残る“作品”を作ること」と語る堤崇社長は、環境に配慮して産廃物を極力出さない工事やエコロジー関連商材の提案といった、時代のニーズに合わせた展開を常に見据えている。「職人はサービス業。何より大事なのは笑顔」と考える堤社長ならではの現場へのこだわりや、これからの建設業界の在り方について、お話を伺った。
業界歴20年以上のキャリア
―― 堤社長のご経歴からお聞かせください。ご出身はどちらですか。
堤 ここ大塚です。ずっと地元で働いてきました。中学を卒業して16歳で建設業界に飛び込んで、初めは外装系の建設会社にいて、20歳のときにリニューアル工事専門の会社に転職しました。リニューアル工事に関しては2つの企業で経験を積みました。その後、平成9年に26歳で独立しました。建設業界でのキャリアは、かれこれ20年以上になりますね。
―― すでに相当のキャリアになりますね。独立以前の仲間は、今も御社にいらっしゃるのですか。
堤 そうですね。一人で始めた会社ですが、この業界は小さな個人商店でやっている人たちが多いですから、皆集まってきてくれました。現在、社員は25人います。現場が始まれば1日あたり200人から300人に仕事を発注することもあります。

―― 建築現場の仕事というと、上下関係も厳しいし、いろいろな意味で先輩から可愛がられたことと思います。そうした先輩や、あるいは仲間とは、一緒に独立されなかったのですか?
堤 資金も少なかったし、まずは一人で始めました。後で集まってきてくれた仲間にも、「できるだけゆっくり来てくれ」と声をかけていましたよ。せっかく来てくれて遊ばせておくのは申し訳ないですから。結局、1年くらいかけて10人以上になったのかな。堅実なスタートでしたね。




