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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

株式会社 ジェイ・エム・シー 代表取締役 渡邊大知 樹脂成形業に金属鋳造業を融合させ、医療用実体モデルなどの新分野に進出したジェイ・エム・シー。

 
プロフィール 神奈川県出身。プロボクサーとして6年間活躍した後、父親の経営する樹脂成形会社に入る。2004年、代表取締役社長就任と同時に抜本的な経営改革に取り組み、その一環として2006年1月 、現専務の経営する(有)エス・ケイ・イーと合併し、鋳造業に進出。以後、多彩な成形加工技術と素材技術を活かし、技術提案型の成形事業を展開。現在はメディカル分野にも着目し、製造業のイメージ向上と近代化への取り組みが注目を集めている。
 
 
 
先代からの樹脂成形業に金属鋳造業を融合させ、製造業の試作品や医療用の実体モデルの分野に進出を果たした(株)ジェイ・エム・シー。プロボクシングのリングで鍛えられた渡邊大知社長がファイティング・スピリッツの高炉に火を入れ、“3K” と呼ばれてきた業界イメージの刷新に取り組むとき、日本の成形・鋳造業は、“モノづくり” という名の、社会に大きな価値を示すエクセレント・ビジネスへと進化する。
 
 
 

速く、正確に! 求められるテーマは常に変わらない

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インタビュアー 伊藤つかさ(女優)

伊藤 渡邊社長は元・プロボクサーと伺っていますが、どのような経緯で今のお仕事に就かれたのですか。
 
渡邊 ファイティング原田ジムに所属して6年間プロのリングに上がった後、引退して何をやろうかと考えたんですね。それで、親父がプラスチック成形の会社を経営していたから、小さい会社なら自分のやりたいことができると思って潜り込んだ形です。
 
伊藤 全く違う世界ですよね。戸惑いはありませんでしたか。
 
渡邊 モノづくりの基本は  “ 速く・正確に ” だと思います。これはボクシングで言えばジャブと同じ。だから戸惑いはなかったですね(笑)。
 当社では仕事は電話やネットから入ってくるケースが多いのですが、問い合わせのたびに検討していたらお客様の動きを止めてしまいますから、即答即決をモットーとしています。業界内でもかなりレスポンスが早い企業だと思いますよ。
 
伊藤 素速い攻撃の連打が業界を制するわけですね!
 
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渡邊 はい(笑)。 入社5年後に私が代表取締役に就任することになったのですが、その際の体制づくりも迅速でした。私はプラスチックだけの成形事業に限界を感じていたので、世の中のどんな製品もプラスチックと金属でできているなら金属も併せて提供できる会社にしたいということで、協力会社を経営していた現専務の鈴木を口説いて当社と合併し、金属鋳造ができる体制を整えました。
 また、今後は顧客や社会に向けた広報活動も展開し、経営について幅広い視点を持ったパートナーも持ちたいということで、鈴木の会社の経営コンサルティングをしていたコンサルタントを説得し、経営企画社員として参画してもらいました。つまり、2年足らずで、自分が経営しやすい体制へ会社を完全にリセットしたわけです。
 
 
 

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