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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

NEXT 株式会社 代表取締役社長 近藤大嗣

 
プロフィール 大分県出身。中学入学から関東にて過ごす。20歳でOA機器消耗品販売の企業に就職し、生来の負けん気を活かして営業職で活躍。2006年、勤務先の買収に伴い独立を決意。以前からの知人の参画を得てNEXT(株)を立ち上げた。以来、北海道から九州まで全国に展開し、熊本市には営業所を設置。現在は社員6名で3億50000万円を売り上げ、好調な業績で推移している。
 
 
OA機器消耗品の輸入・販売を手がけるNEXT(株)。設立から3年、世間の不況をよそに好業績をあげる同社を率いるのが近藤大嗣社長だ。「いい仕事はプライベートの充実から」と語る近藤社長は、趣味を楽しむ中でチャージしたエネルギーを仕事にぶつけ、結果を出しつづけ、今は新たな事業領域への進出を計画している。淡々とした中に負けず嫌いな気持ちを覗かせる近藤社長の経営哲学に耳を傾けてみた。
 
 
 

負けるのは大嫌い。常に新しい何かに立ち向かっていたい。

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インタビュアー 川村ひかる(タレント)

川村 OA機器消耗品の輸入販売をされていると伺っています。どういったきっかけで独立を決意されたのですか。
 
近藤 前職のOA機器消耗品販売会社が買収されまして。社の業績は良かったし、7年間勤めて個人的にも順調だったのですが、いわゆる敵対的買収だったので職場での居心地が悪くなってしまったんです。どうしようかと思っているうちに「資金を出すからやってみないか」と言ってくださるスポンサーがいて、いい機会かもしれないと考えて独立しました。比較的スムーズに起業できましたね。
 
川村 実際に起業されて、いかがでしたか?
 
近藤 それまで営業しか知らなかったから大変でした。以前はお酒の席で会社への愚痴をこぼしたりなどもありましたが、経営者の苦労が分かった今は当時を反省します。経営者の立場になるとそれまで見えなかった問題も見えてきますし、日々の勉強と成長が必要なのを実感しています。
 
川村 設立から3年目と伺っています。会社はちょうど一つの節目を終えて、いろんなことが落ち着いてきたと思いますが、気持ちの面でもだいぶ落ち着きましたか。
 
近藤 経営は徐々に安定してきました。でも、気持ちまで落ち着いたかと問われると・・・・・・なかなか落ち着かない、落ち着けないというのが本音ですね(笑)。
 
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川村 実際にご自分で会社を始められると、やはり感覚は違いましたか。
 
近藤 違いましたね。最初の1年は全然思った通りにいかなくて、自分の中でも「おかしいな」と感じていました。でも、とにかくガムシャラに走るしかなかったですね。
 それでだんだん業績が安定してきて、そうなると今度は現状に満足する気持ちが出てくる。そこから自分をどう奮い立たせるかが大切だと思います。私は常に新しいことに立ち向かっていないと駄目なんですよ。「ここで止まるのなら最初からやらないほうが良かった」と考える性格なので。