株式会社 RYコーポレーション 代表取締役 横山藤雄
スタッフと顧客のための
飲食発・感動創造企業
仲間と共に、全力で、
高い目標を掲げて生きる

高橋 創業から2年と10ヶ月。飲食業の魅力について、これまでにどんなことを感じてきましたか。
横山 小売と違って、飲食はお客様のレスポンスが早く返ってくるのがすごく魅力的ですね。目の前にいる人とその場で喜びを分かち合えると感動しますし、私は、自分もそういう商いをしたいとずっと思っていました。念願がかなって嬉しいです。
高橋 パートナーの皆さんも、きっと同じ気持ちの人が集まっているんでしょう。では、“達成感”を感じるのはどんなときですか?
横山 パートナーが目標を設定して達成できたときですね。彼らをどれだけ戦力に育てられるかがお店の実力に直結すると思っていますから。そこは本当に力を入れています。懇親会も兼ねて定期的に勉強会を開き、成果発表会も年に2回開いています。「ベストモチベーションパートナー賞」などの表彰もありますよ。目標を達成して前に進んでいるスタッフや、数字の面以外でいろんな貢献をしてくれているスタッフをしっかり評価してあげたいですからね。
高橋 社員とバイトの温度差が飲食店経営の悩みだという話を聞きますが、御社ではその心配はなさそうですね。でも、それだけパートナーを大事にされていると社員の皆さんが焼きもちをやきますよ(笑)。
横山 いえいえ、社員のこともしっかり考えていますから(笑)。キャリア面談も年に2回行っています。人は成長するにつれてビジョンも変わるから、それに合わせて一番成長できるポジショニングや処遇を考えていこう、ということです。
そうやって新たなビジョンをヒアリングしたら、まずしっかり自己分析をさせて、幹部や私の評価とすり合わせ、ギャップをどう、いつまでに埋めていくかを一緒に考えるんです。「成長のためのサポートは惜しまない」これが社としての一貫した姿勢です。
高橋 それなら社員も納得ですね。期待以上にしっかりがんばってくれるんじゃないですか?
横山 はい。先日は熱海に社員合宿に行ったんですが、皆、私以上にまじめで向上心があるんですよ。私はゆっくりお湯につかった後は周囲の散策とか、自由時間にしたかったんですが、「社長!ミーティングやりましょう!」って言うんです。せっかく温泉に来たんだからと言っても「いえ、せっかくなんで」って。朝の4時半までひたすらミーティングです。久々に高校生みたいなことをしました(笑)。
高橋 皆さん、熱いですねえ。それだけいい人材に恵まれているということですよね。

横山 恵まれていますね、つくづく。もうね、経営者がスタッフを雇っているというより、スタッフが私を経営者にしてくれている感覚ですよ。
ただし、経営上の意思決定の部分は経営者としてしっかり先に立たないといけません。そんな場面では「俺について来い!」という気持ちですね。そのうえで、常にスタッフ一人一人の心に火をともせる経営者でありたいと考えています。
高橋 天狗になっていた頃を想像すると、大きな変化ですね。
横山 自分一人の力は高が知れています。夢を見るのも、一人で見る夢は一人の夢に終わります。一人よりも10人、10人よりも100人、多くの人を巻き込んだほうが断然大きな夢が見られる。早くにそう気付けたことが、私の一番幸せだったことではないでしょうか。



