プロフィール 茨城県出身。精肉卸業を営む家庭に生まれ、小学校高学年時には自営業への意思を固める。高校卒業後は埼玉県内に焼肉店を複数展開する精肉販売の企業に就職。製造から販売まで一連の業務を経験し、20歳にして支店長を任された。その後も、エリアマネージャーを経て商品部部長に至るまで順調にステップアップし、25歳で別会社に転職。さらに経験を積み、2006年末に独立。以来、フランチャイズを主な業態としてハイペースな事業展開を続けている。
クレド(credo)の精神をベースに、「関わる全ての人々の期待を遙かに上回り続け、多くの感動を創造していくこと」を理念とする(株)RYコーポレーション。“感謝・感動・感愛”のテーマは、小学校高学年で将来の起業を決意し、常に全身全霊で仕事に取り組んできた横山藤雄社長のメインテーマでもある。飲食業を通じ、人々の心に喜びと、満足と、新鮮な驚きを提供してきた横山氏に、普段なかなか語ることのない事業にかける思いの丈をうかがった。
アルバイトも社員も同じ
スタッフは大切なパートナー

インタビュアー 高橋かおり(女優)
高橋 RYコーポレーションさんは2006年末に設立されて、主にフランチャイズの業態で飲食店を9店舗展開されています。どんな業態のお店がありますか。
横山 居酒屋、モツ鍋屋、ファミレスタイプの郊外型ステーキハンバーグ店、まぐろ専門店・・・いろいろです。当初は物件ありきの発想で業態を決めていましたが、「お客様に喜んでいただくために我社と店がある」というコンセプトは絶対にゆずらず追求してきました。この想いは社員もパートナーも同じです。「この街や地域に今何が必要か。何があれば皆さんを喜ばせることができるか。そのために今の自分たちにできるベストの店は何か」ということを常に考えてきました。
高橋 社員もパートナーも?「パートナー」というのは誰のことですか?
横山 アルバイトスタッフのことです。彼らも社員とまったく同じ、私たちの大切な仲間=パートナーです。縁あって一緒に働いてくれることにすごく感謝していますし、社としても、単純に業容拡大を狙うよりは彼らの夢の実現を後押しするために事業を続けてきました。
高橋 ということは、人材不足に悩む飲食業界の中で、御社には信頼できるいい人材が揃っていそうですね。その理由は何なのでしょう。
横山 将来的に何かを目指している積極的で有為な人材を採用しているからでしょう。その点は採用面接のときにかなりフックをかけます。会社にぶら下がって給料をもらう意識の社員は当社では難しいでしょうね。あと大事にしているのは、経験やスキルよりも価値観です。お客様や仲間、家族や友人に対し、考え方や価値観が私と共鳴できる人を採用するようにしています。

高橋 小手先のものよりもハートが大事だと。募集はどのようにされていますか。
横山 特に募集するというよりも、当社のホームページを見たり、取引先や関係会社の社長のブログを見たり、雑誌の記事を見たりして志望してくれる人が多いです。いい店を作って、いい運営をしていたら、いい人が集まってきます。するとさらにいい人が集まってくる。「人が人を呼ぶ」という連鎖をつくづく感じます。




