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経営者インタビュー チャンスも困難も、すべてを楽しむ―そんな仕事人たちの経営にかける思いと哲学を、凝縮して紹介します。日々のビジネスに発見を生む、時代と自らに挑み続ける経営者の素顔がここにあります。

K-STYLe 株式会社 代表取締役 久米 輝

イベントスタッフはタレント
ステージで輝くように働こう!

営業時代に培ったノウハウで人気に

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久米 イベントの仕事は週末だけですが、営業の仕事と同じように、まずは自分を売り込む気持ちで仕事に取り組んでいました。するとクライアントやスタッフから信頼されるようになってきて、1~2年続けるうちに指名もいただけるようになりました。それもあって、イベントディレクターになって2年目の2006年に、この仕事に本気で取り組もうと、独立して個人事務所を立ち上げたのです。それが今のK-STYLeの出発点ですね。
 
森下 独立して経営者になると、それまでと違う苦労も多かったのではないですか。
 
久米 確かに大変なことはたくさんありました。36歳になってから業界に飛び込んで、38か9でもう独立だから、分からないことだらけです。独立を決めて慌ててパソコンを買いましたが、ビジネスメールの作法も分からない、請求書の作り方も分からない。本当に、右も左も分からない状態でしたね。だから、一時期は家でも事務所でも、毎日のように泣いていました。悔しくて、悔しくて。
 
森下 久米さんってよく泣くんですね。社長なのに、カワイイ(笑)。
 
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久米 いや・・・・・いや(照れ)。 ただ、周囲の人に恵まれました。教わったり、怒られたりしながら、一つひとつ学んでいけましたから。あるクライアントからは「こんな請求書ではお金は払えない」とハッキリ告げられたこともありました。そうした厳しくも温かい叱咤激励がなければ、今の弊社も私もないですよ。新米経営者を見捨てず、温かく付き合ってくださった皆様に、感謝しています。
 だから「大変だったか?」と聞かれればそうかもしれませんが、「辛い」という感じではなかったですね。人間って、新しいことを始めるのは本来楽しいものなんじゃないかな。だから大変ではあるけど、面白いんですよ。
 
 

スタッフの言葉に感激の涙

森下 イベント運営は多くのスタッフを扱いますが、人間関係の面で難しいことなども?
 
久米 実は、以前にそれで失敗してしまったことがありました。起業当初、自分が右と思ったらスタッフも無理やり右を向かせていましたからね。でも違和感は感じていて、ある時点を境に路線変更をしたのです。今はスタッフに「君のスタイルでがんばってくれ」と言えるようになりましたね。
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 イベントスタッフというのは、例えればタレントのようなもの。個性が伸びてきて気に入られると指名が入るようになります。この業界の先輩として、「やるからには上を目指そう」と伝えていますよ。
 
森下 久米社長の場合、それがスタッフのスタイルを尊重することだ、と。
 
久米 そうです。今も新規のクライアントが増えてきていまして、弊社のスタッフが「K-STYLeです」とクライアントに挨拶に上がると、「あぁ、君の会社は面白いよね」と言ってくださるようになりました。スタッフ一人ひとりがパフォーマンスでお客様を獲得しているんです。スタッフには大感謝ですよ。
 
 

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