株式会社 Gisele 代表取締役 堀川 裕三
スタッフの人間的な魅力が
サービスの基本にあるエステ
お客様の立場を徹底追及

高橋 では、お店をオープンする際は業界に不案内なままで?
堀川 そうなんです。本当に、分からないことだらけ(笑) とりあえず考えたのは、まず「エステとは何か」を自分が体験して知ることでした。そこでマネージメントの勉強を続けつつ、とにかく自分で他店のサービスをどんどん受けてみることにしました。今でもスタッフの施術力は必ず自分の体で試します。お客様視点でいろいろなことが指摘できるようにするためです。
高橋 サービスを自ら体感して、その感覚をフィードバックしていくという発想ですね。
堀川 そうです。CLEAでは、学費は会社負担でスタッフをAEA(日本エステティック業協会)指定校に学ばせ、高いレベルの知識・技術を習得したスペシャリストを目指してもらっています。さらに提携先の美容品メーカーさまから講師を研修に呼んで技術力を磨いていますが、施術を学ぶ以外に、「お客様が何をされると嬉しいのか」を一人一人が理解できるようにならないと。お客様が望んでいることを的確に把握する能力も、エステティシャンとしての大事なスキルの一つですからね。
いいエステはリラックスが基本。サロン内は落ち着いた雰囲気です。
高橋 オープン前の準備の段階からその後に至るまで、常にお客様目線でスタッフを教育されてきたということですね。
堀川 そのとおりです。私どもの店には、20代の女性を中心に40~50代の方々まで、幅広い層の方々が来られます。施術に関するご理解の深い方から浅い方まで、ばらつきが当然あります。どういう施術がどのような効果に繋がるのか、全般的に理解なさっているお客様のほうが少数派でしょう。ですから、CLEAでは「お客様が施術効果をイメージしにくいご状況でも、丁寧にわかりやすく内容をご説明し、施術させていただく」という姿勢の重要さがスタッフに浸透するようにしているんです。
心の内側からの「美」を求めて

高橋 その結果、目に見えて他店と差別化できたり、店にとってプラスになっていることはありますか?
堀川 スタッフの自信の付き方でしょうか。自信に裏付けられたスタッフ個々の提案力という面で、同業他社と比べて飛びぬけている自信がありますね。「エステに詳しいお客様を相手にするとスタッフが気後れしてしまう」というようなことはCLEAではありえません。自信をもってサービスを提供すれば、結果的にお客様の満足感や安心感が高まります。そのあたり、お客様は本当に敏感ですからね。そして、そんなCLEAのスタイルを支えているのは「4つの美しさ」という考え方なんです。
高橋 「4つの美しさ」・・・ もう少しご説明いただけますか?

堀川 「肌の美しさ・プロポーション」「健康であること」「おしゃれ(メイク、ネイル)」そして「心の美容」のことです。もともとの素肌をキレイに、健康にした上で、それに華やかなおしゃれを加えると、印象が劇的に違ってきますよね。私は、エステはお肌のメンテナンスをして終わるのではなく、お客様の「美しさ」をトータルでサポートする術だと考えています。それぞれを突き詰めていくと、「物事をネガティブに考えるか、ポジティブに考えられるか」といったメンタル面のケアすらも、結果としての「美」に繋がります。



