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東京ど真ん中の自然と生物多様性
そして会計との関係

 
 東京のど真ん中、港区三田に住み続けて60年近く。おおかたは、「そんなところに人間が住めるの?」 てな感想でしょうか? でも東京って、案外緑が多いんです。まあ 「大自然」 というわけにはいきませんが、「小自然」 は再開発の過程であちこちに作られ、ますます綺麗な街並みに変化し続けていますね。
 
 さて先月号の夫婦の会話で都合の悪くなった亭主が話題をそらし、「おい、今日このマンションで源氏ホタル観賞会があるんだって。見に行こうよ」 と言ってました。亭主になりかわってその報告をしましょう。
 
 

1、都心のホタル狩り

 
 作られた自然の最たるものという位置づけで、このホタル観賞会に行ってきました。というより、私の事務所とは道路を挟んで向こう側に位置する大型高層マンションにある事務所分室での仲間うちの会議が夕方から始まり、その途中の休憩タイムがわりのホタル観賞会でした。「仕事を楽しむ」 がこのB-plusのコンセプトですから、ピッタリの流れだったといっておきましょう。
 ただ、都心の子供たちがホタルを見る機会がなくなっているとはいえ、ここまでやるか?との思いもありますね。だって、畳2畳ほどの立体空間に 「擬製された大自然庭園」 が作られ、その中にホタルが飛び交っていたんです。
 当事務所の最南端の税務の関与先が沖縄本島の離島にあります。関与先はそこでホテル、民宿、バス会社を経営していますが、この島には今でも道路端には沢山のホタルが見られます。これこそ大自然の中のホタルなので私は納得です。
 そういえばこの関与先も遊びの延長線で当事務所の関与先となったのでした。遊びを楽しむと、仕事に繋がるんですね。したがって仕事が楽しくなる。
 
 

2、都心の蛙とハクビシン

 
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 マンションのホタル狩りは作られた 「極小自然」 でしたが、蛙は我が家の玄関先、庭先の話です。つい2、3日前にも、雨の日に蛙を踏みつけそうになりました。隣の家には大きな庭があり、庭の池に蛙が住みついています。啓蟄の頃は、蛙の鳴き声がうるさいくらいです。そして梅雨時は、自分の庭から飛び出し、道路やら我が家に入り込んできます。
この界隈はお寺が多く、開発もされずに昔のままの姿が残されています。ですから時々蛇が道路を横切っていたりします。そして年一回開催している隣の空き地で開催する 「向こう三軒両隣の会」 の今年の会合では、ハクビシン(白鼻心)を見かけた隣組が3人もいましたから、その存在は間違いないのでしょう。
 
 
 

 渡辺俊之 徒然泣き!人生

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