そもそもスマートフォン(スマホ)とは?
そもそもスマートフォンとは? 厳密な定義をすると話がややこしくなるので、現在国内において一般的にスマートフォン(以下スマホ)と呼ばれているものとして、おさらいすることにします。スマホとは、携帯電話とPCの機能を組み合わせた多機能携帯電話を指し、広いタッチパネル画面と3G / Wifi、Blutoothなどの通信機能が搭載され、高機能インターネットブラウザーによりWebサイトの閲覧が可能で、音楽や動画を持ち歩き、アプリケーションをダウンロードして機能を追加できるのが大きな特長の、携帯電話端末です。
一番のポイントはその端末に搭載されているOSの種類です。メジャーOSとしては、AppleのiPhone (iOS)、GoogleのAndroid、MicrosoftのWindows Phoneがあります。上記スマホOSが搭載されていない携帯電話のOSは、各端末製造メーカー独自のOS (SymbianOS含む) になっており、仕様が統一されずにいわゆる “ガラパゴス化” していることから、ガラパゴスケータイ (ガラケー) と呼ばれています。
スマホの相関図はちょうどPCの相関図とよく似ています。一口にPCと言っても、PCに搭載されているOSによって使い勝手や使えるソフトが異なりますよね。スマホもそれと同じなのです。PCのメジャーOSは、MicrosoftのWindows、AppleのMac、オープンソースのLinuxがあり、スマホのメジャーOSも、その開発元までほとんど同じです。AndroidのベースはLinuxです。

タブレット機のメリットと悩み
このスマホの画面を更に大きくし、電話機能を無くし、よりWebサイトや動画や電子書籍の閲覧をしやすくし、アプリも使いやすくした、iPadやAndroid Tabletなどのタブレットデバイスが普及しています。アナログ層でも直感的で見やすく、PCよりもわかりやすいということからも、注目を集めています。
タブレット機種を購入する際に一番悩むのは、Wi-Fiモデルにするか、Wi-Fiに加えて3G/4Gなどの回線でいつでもネットに繋げられる3G/4Gモデルにするかでしょう。自宅や社内などのWi-Fi環境下の、限定された場でのみ利用する想定であれば、Wi-Fiモデルでも十分かも知れません。ただ、Wi-Fiルーターと併用したり、Androidでテザリングする場合でも問題ありませんが、ネット接続までに一手間かかる煩わしさと、クイックな利用ができないため、本来のパフォーマンスが発揮できない可能性はあります。
3G/4Gモデルを選べば、いつでもネット接続が可能なのでストレスなくクイックな利用ができ、タブレットのパフォーマンスを最大限に活かせます。しかし、3G/4G回線の契約を結ばなければなりませんので、そのぶんの月額通信費がかかってしまうのが悩みです。スマホとタブレット、そしてWi-Fiルーターなどを契約してかかる月額はバカになりません。仕事をバリバリこなすビジネスパーソンにとってスマホは必須ですから外すことはできない費用ですが、だからこそ、コスト意識を持つべきです。
アプリ活用によりコスト対策ができる
普通に月額固定料金部分が倍になると考えると確かに厳しいですが、次のような方法も検討できることを知っておいて損はありません。
まずは、キャリア側で2台目以降の契約になるタブレット機の割り引きサービスをチェックすること。そして、アプリによりスマホの通話料を抑えることです。実は 「050 Plus」 や 「Viber」 「Tango」 「LINE」「Reengo」 「Skype」 などのIP電話アプリを使うことで、通話料は大幅に削減することができます。これらのアプリはどれも一長一短があります。「050 Plus」 以外は同一サービスの利用者どうしで無料通話が可能ですが、まだまだ音質に難があり、3G回線では少々辛いかもしれません。それに比べ、十分実用的なのが 「050 Plus」 です。これは、月額315円で050から始まる番号を取得でき、050番号どうしは無料、更に固定電話へ8.4円/3分、携帯電話へ16.8/分という低料金での通話が可能になり、音質も良いという優れものです。
平均的に携帯どうしの通話料が30円/分だとして、月に5000円ほど使っていれば2800円くらいに下げられる計算になります。このようにアプリを活用することで、本来発生していた費用を軽減することも可能なのです。また、IP電話は震災時にも活躍したことは記憶に新しいところ。電話回線がパンク状態で使えない状況でも、IP電話ならインターネットさえ繋がれば利用可能なので、その手段は知っておくと便利です。

スマートフォン/タブレットを極めるには
上記コスト対策にもあるように、スマホやタブレットを “持っているだけ” ではただの携帯電話や音楽・動画プレイヤーを持つのと変わりません。重要なのは、前回 『其の十 アプリを制するものはITを制する!!』 でもお伝えしたように、スマホ・タブレットで使うアプリを “よく知り、使いこなす” ことです。従来のようなPCのアプリはとても便利で優れたものが多いですが、ノートパソコンであっても重量や起動時間、バッテリーのスタミナ、インターネットへの接続性などの問題から、「どこにでも持ち運べる」 「いつでも手元で使える」 という点まではまかないきれませんでした。しかしスマホ・タブレットはこれらを見事にクリアしているため、ここに全く新しく画期的なインパクトがあるのです。
まずは前回お伝えしたアプリの真価を発揮させるポイントを実践していただき、スマホ・タブレットのアプリをより多く知り、より多く使い、自分なりの使い方を模索し、その進化に係わってみましょう。端末を持つことはスタートであり、その後アプリを見つけ、楽しんで、生活の中に取り入れていくことがスマホやタブレットを極めることになります。そして、良いアプリ・工夫した使い方の情報をTwitterやFacebook、ブログでぜひシェアしていってください。それにより、ビジネスパーソンとしての力や注目度は間違いなく高まっていくことでしょう!
ビジネスパーソンの"100倍IT拳" ~情報格差・機会損失をなくし、仕事を楽しくする方法~
其の十一 スマートフォン/タブレットを極めよう!
執筆者プロフィール
菅原真人 Masato Sugawara
株式会社ユアシスト 代表取締役
経 歴
ITコンサルタント。株式会社ユアシスト代表取締役。情報処理専門学校を卒業後、携帯電話販売など様々な営業職を経験し、アパレル会社でのWeb担当職、Webデザイナー、プログラマー、SE、ディレクターを経て2004年に(有)ユアシストを設立。翌々年に株式会社へと改組。現在は他にも(株)Nowmany&Co の最高技術責任者(CTO)も兼任し、埼玉エリアにおける企業のIT化を牽引する存在として注目されている。
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