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ビジネスコラム 経験的ノウハウと専門的知識、そして専門家だからこその独創的な視点。月ごとのテーマに即した特集の他、各分野のエキスパートが、ビジネスに活用できる「知」と新たな視野を提案します。

株式会社 リガヤパートナーズ 代表取締役 園田 幸央

会社を元気にする方法
vol.7 意味のある面接を

 
 
 自分が悪い印象を持てば、それだけで、相手もこちらのことを良くは思わないものです。もしかしたら相手は面接官の高圧的な態度に萎縮してしまい、本来の自分を出せない状態かも知れないのです。限られた時間で相手を見極めるためには、相手をリラックスさせてあげるくらいの余裕も必要なのです。面接する者が横柄な態度をとり相手に不快感を抱かせるような言葉を浴びせるようでは、ダイヤの原石を見失ってしまうリスクを抱えているようなものです。
 
 

<聞きたい情報を引き出す方法>

 
 法律では、面接時に 「基本的人権にかかわるような質問をしてはいけない」 と定められていますが、面接に来られる方の人柄やバックグラウンドをある程度聞き出すことも重要です。思想や結婚などについてストレートな質問をすることは難しいとしても、人柄をより把握するための質問は可能です。
 履歴書に趣味などを書き込む箇所がある場合は、「読書、映画鑑賞、旅行・・・」 などの言葉が並ぶことが多いものです。こういった内容から質問を組み立てると、その人の普段の生活や興味を持っているものが見えてきます。旅行であれば、「最近どこへ行かれました?」 という問いかけは聞かれる側にとってもごく自然な話ですし、「どんな作家がお好きですか?」 といった具体的な質問は相手を不快に感じさせるものではありません。
 面接という限られた時間の中に、いかに普通の会話、コミュニケーションを盛り込めるかも、面接する側の重要な役割です。会社としては少しでも多くの情報を得ることが大切なように、面接を受ける側にも、自己PRができるチャンスを少しでも与えてあげられる流れを心がけたいものです。
 
 

<一期一会>

 
 ビジネスは単に景気だけで上手くいくものではありません。日々自分が出会う人たちとの意味のあるつながりや、二度と会わない人であってもその人に自分がどう接したかによって、会社の将来は大きく変わります。
 例えば、残念ながら不採用となってしまった人がその後起業して、自分の会社と同じ業界で活躍するようになったとします。もしもその面接で不快な思いをさせていれば、その人はあなたの会社を常に敵として意識するでしょう。反対に、例え不採用であっても、きちんと礼節を重んじた対応をしていれば、あなたの会社を目標としてくれるのです。たった一度きりの短い時間の人と人との出会いである面接だからこそ、双方にとってより良い時間であるべきではないでしょうか。
 
 
 
 

 執筆者プロフィール 

園田幸央 Yukihiro Sonoda

株式会社 リガヤパートナーズ 代表取締役

 経 歴 

医療法人社団の経営者として10年以上経営に従事。その間、フィットネス、コンサルティング、ITなどの複数の法人を立ち上げ、各代表に就任。2005年、経営者としての経験および起業家としての経験を活かし、株式会社リガヤパートナーズを設立。医療機関や製薬会社向けのセミナー・講演会等多数。

 オフィシャルホームページ 

http://www.ligaya.co.jp/